【3】:念には念を、最強には最強を【H×H】

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ヒソカと歩いている内に私は天空闘技場の受付まで来ていた。

『ここが受付だね。それじゃヒソカまた後でね』

そう言って私は列に並ぶためヒソカに手を振る。

ヒソカ「うん♡またね」

ヒソカは上へ登るエレベーターに乗り込んだ。




しばらく列に並んでいると受付にたどり着いた。

受付「こちらに必要事項をお書きください」


私は簡単に必要項目を埋める。


受付「A様のナンバーは2001番です。1階闘技場ではこの番号でお呼び致しますのでお間違えのないように。
では、中へどうぞ。」


案内の指示に従い中に入ると

ウォオオオオオ！！！

すごい歓声が聞こえてきた。
目の前には幾つかのリングで戦うファイターが目に入る。


『なるほどね…ここで勝って勝ってどんどん上に行けばいいのか』

私はそう考えて近くのベンチに座って様子を見る。



ハンター試験に来ていた人達よりもしかするとレベルが低い…？

最初はファイトマネーも小さいから民間人でも出来るという感じかな


そう考えていると

アナウンス「2001番の選手の方、Bのリングへどうぞ」


『あ、呼ばれた。』


私は立ち上がりBのリングへ向かった。










リングの上に登るとそこには体積が私の10倍程の巨漢の男が待ち構えていた。


観客「みろよ！あそこのリング！相手女だぜ」

観客「来るところ間違えたんじゃねえの」

観客「ストリップショーと間違えたかあ」


下品な野次の歓声が私に向けられる。


対戦相手「ここは戦いを求める獣たちの巣なんだよなぁ。おじょーちゃんには派手に散ってもらうぜぇ」


審判「初め！」


対戦相手「うぉおお！！」

そう言って対戦相手は私に向かって手を振り下ろす。


が、あまりにも遅い。


私は冷静に攻撃を交わし男の腹へ回し蹴りを繰り出す。

対戦相手「ﾝｶﾞｩｯ」

そう言って対戦相手はリング外の壁まで吹っ飛び気絶した。



『派手に散らせ過ぎたかな？』



ウォオオオオオ！！！！！！

会場が一気に盛り上がる。


審判「…2001番。キミは50階へ行きなさい。」

そう言って審判は私にチケットの様なものを渡す。


『ありがとうございます』



私はリングを出てエレベーターに乗り込み上へ向かう。



エレベーターガール「50階より上へは10階単位で上がり下がりが決まります。50階で勝てば次は60階、負ければ40階です。100階へ到達しますと専用の個室が準備されますよ！」


となると今日の目標は宿って事で100階かな…

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