【2】:念には念を、最強には最強を【H×H】

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、、


お互いの髪が乾いた所で私たちはベッドに入った。



私はお金を出してくれてるイルミの邪魔にならないように極限までベッドの端に寄る。


イルミ「そんな端だとゆっくり寝れないんじゃない？
俺服着てるし気にしないでよ」

イルミは私に向かってそう答える。


『…あ、ありがとう。』


そもそもなんで私たち同じベッドで寝てるんだろう。一般客用の部屋なら今でも空いてるだろうしそっちに……


イルミ「もう眠いとは思うけどこれだけは聞いてくれる？」

そう言ってイルミは私に話しかける。

『…なに？』


イルミ「…俺がAをどう思ってるか。」


……。
“友達と思ってない”
先程の会話が頭を過ぎり少し落ち込む…。
それでも私はイルミの友達だ…。



『ただの仕事仲間…なんでしょ？』



私はそう呟く。



イルミ「……ただの仕事仲間に
飛行船のスイートルームを予約なんてしないし、
1人でも出来る仕事をわざわざ一緒になんて誘わないし、
家に呼ぶこともしないし、
同じ部屋で同じベッドで寝たりなんて事もしない。」


……確かに。

『ヒソカも仕事仲間なんだよね？……フフ』

私は頭の中でイルミとヒソカが一緒にスイートルームで過ごして一緒にベッドに入ってるのを想像して笑った。


イルミ「不気味な想像しないでくれる？
……でも、そういうこと。
ただの仕事仲間であるヒソカにこんな事しない。」



そう言ってイルミは私の方を見る。


イルミ「Aは俺にとって特別。友達なんかよりもずっと特別な存在って事」


『んー…よくわかんないけど…ありがと』


眠気もあり、あまり頭が働かない。

それを察したのか
イルミは手を伸ばして私の頭を撫でる。

優しくて大きな手……
安心する…

でもキルアにとってはトラウマで恐怖の手……

複雑だな…


イルミ「…おやすみA」

『うん…おやす…み』


そういうイルミの声は優しくて私はそのまま眠りについた…















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イルミパート長くなってますがお許しを…
まだ続きます。

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