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、、
キルア「っ!」
レオリオ「少なくともゴンはそう思ってるはずだぜ!!」
イルミ「え、そうなの?……そうか…参ったな…あっちはもう友達のつもりなのか…
よし、ゴンを殺そう。」
受験者「ッ!」
『イルミッッッ』
イルミ「殺し屋に友達なんて要らない…。
邪魔なだけだから。」
そしてイルミが扉へ向かって歩き出す。
扉の前に
クラピカ
ハンゾー
レオリオ
そして私が立ち塞がる。
イルミ「…参ったなぁ、仕事の関係上俺は資格が必要なんだけどな…。ここで彼らを殺したちゃったら俺が落ちてキルが合格しちゃうねぇ…
あぁ…いけない、それはゴンをやっても一緒かぁ…
そうだ、まず合格してからゴンを殺そう。」
レオリオ「てんめぇ…」
そしてイルミは再びキルアに歩み寄る。
イルミはキルアにとってきっとトラウマのような存在なんだ。
それにもっと早く気がついていれば…。
圧倒的な存在。
今のキルアには超える程の精神力はない。
ゴンが殺されるかもしれない、そう分かっていても。
キルア「ぁ……」
キルア「……参った。俺の負けだ…。」
イルミ「あー、良かった。これで戦闘解除だね。
はっはっは、ウソだよキル。
ゴンを殺すなんてウソさ。
お前をちょっと試してみたのだよ。
これでハッキリしたね、
お前に友達を作る 資格は ない。」
イルミがキルアの頭に手を乗せる。
キルアの目からは感情が抜け落ちていた。
イルミが元の位置にもどってきた。
そのイルミの目の前に私は立ち塞がる。
『イルミ…』
イルミ「やぁ、まさかAまで扉を塞ぐなんてね。
俺どうしようかと思ったよ。
Aは俺たち家族の内情を知ってるからさ」
表情を変えずイルミは淡々と話す。
『分かってる。
暗殺を生業としてきたゾルディック家。
生まれた時からそういう教えをされてきたっていうのも
それがこの家族には当たり前なんだって言うのも。』
私はイルミを睨みつける。
『キルアは……
友達と…ゴンと一緒に普通に遊びたい。
暗殺なんてしたくない。そう思ってるんだよ。
そんなキルアに自分の気持ちまで殺させるつもりなの』
イルミ「うーん…だって殺し屋に友達なんて邪魔だからね」
『それはイルミの考えでしょ?』
イルミ「上手く伝えるのが難しいなぁ、
Aは俺たち一家を知って理解もしてるからこそどう伝えるか悩むね…。」
コテンッと頭を傾けるイルミ。
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ナイア(プロフ) - シルバゾルディックには良い勝負をしたって前に見かけた気がするんですが…なぜヒソカの念には気づかないんですか?設定が破綻してまっせ (12月19日 6時) (レス) id: 8f8f7d64ab (このIDを非表示/違反報告)
碧 - 転職じゃなくて転職だと思いますよ! (2022年7月4日 21時) (レス) @page12 id: bfa32fcdfc (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - 腐腐腐さん» 腐腐腐さん、コメントありがとうございます!ヒソカとイルミ好きなのでそうコメント頂けてすごく励みになります涙!これからも沢山絡ませていこうと思うので是非引き続きお付き合い頂けましたら幸いです! (2022年4月24日 16時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
腐腐腐 - なんて面白いンダッ!?最高ですね🤤ヒカソとイルミまじ格好良いですわ…これからも頑張ってください!応援してます! (2022年4月24日 14時) (レス) @page23 id: 174890e616 (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - なつめさん» なつめさん、コメントありがとうございます!い、生きがいっっ;;;;むしろそう言って頂けて書いて良かったと思えました…!本当に嬉しいです涙暫くはにやにやポイントが多いので是非お楽しみに(*^^*) (2022年4月22日 7時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:amroxxx | 作成日時:2022年4月17日 5時