178個目 ページ29
、、
風呂敷の中からは
綺麗な着物や髪飾り、化粧の道具などが沢山出てきた。
『わ、わあ…！』
みっ「ここは男連中しかいないでしょ？ヒカヒナはまだ子供だし、年頃の女のことなんてよく分からないでしょうね。それにAなら気を使って紅丸にも紺炉さんにも話せないだろうと思ったの。」
みっちゃんが私に向けてウインクをする。
みっ「普段の自分の身なりとか分からないでしょ？だから私が来たの。」
そうドヤ顔で言うみっちゃん。
『ううぅ、みっちゃん……！』
私はそんなみっちゃんに抱きつく。
『私の親友でありがとうぅ』
みっ「困った時は何時でも頼りなさい。男連中なんてあてにできないわ。」
みっちゃん……！なんてかっこいいんだ……！
みっ「さて……まず聞きたいんだけど、Aなんで朝からお風呂上がりなの？」
みっちゃんが私にそう問いかける。
『あ、それは…』
みっ「まさか…夜に紅丸と…」
『？』
夜に紅丸さんと……？
どういうことだろう。
みっ「…いくらAが心配で愛おしくて仕方ないからって記憶が無い時のAに手をだすなんてあいつ……！」
みっちゃんが呪文の様に何かをブツブツ唱えている。
『紅丸さん？がどうかしたの？』
私はみっちゃんにそう問いかける。
みっ「…あんた…。」
『朝ごはんを食べてたら私みんなからタバコの匂いがするって言われてそれで紅丸さんに“匂いをとれ”って言われてそれで朝からお風呂に入ったの。』
私はみっちゃんにそう説明した。
みっ「…なるほどね。まぁAに対してはヘタレの紅丸がそんな事出来ないわよね。」
さっきまで黒いオーラを纏って紅丸さんの名前を呟いていたみっちゃんは一瞬ですっと先程のみっちゃんに戻った。
みっ「…っとそれじゃ早速Aオシャレ作戦開始！」
『…っ？』
みっちゃんはそう言ってテキパキと私にいろんな装飾を施した。
綺麗な着物を着せてくれたり
綺麗な化粧を施してくれたり
髪を綺麗に結ってくれたり
みっ「普段は“私なんてそんな可愛いの似合わないよ”ってさせてくれなかったけど今日はそうはいかないわよ！」
あ、やっぱり普段とはちがうんだ。
楽しそうなみっちゃんに私は何も言えなかった。
みっ「うぅ……完成。我ながら天才すぎる。」
みっちゃんがとても嬉しそうに私の顔をみる。
私も気になって鏡を除くとー
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amro(プロフ) - 琴光柊さん» 琴光柊様、コメントありがとうございます。長い自己満足な小説を一気に読んでいただけてとても嬉しいです…！ちまちま更新していますのでぜひまたコメントいただけたら幸いですっ！ (2021年8月31日 20時) (
レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - ちょこぱふぇ♪さん» ちょこぱふぇ♪様、返信遅くなりました。とても嬉しいコメントありがとうございます！元気に一気に執筆してしまいました。オリジナル展開なのでややこしいかもですがぜひお付き合い頂けたら嬉しいです。 (2021年8月31日 20時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
琴光柊(プロフ) - すごく面白くて一気読みしました！！更新頑張って下さい！！！ (2021年8月29日 21時) (レス) id: d5ba88f803 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこぱふぇ♪(プロフ) - 続編おめでとうございます！続きドキドキです…夢主ちゃん！頑張れ！主さんも体調に頑張って下さい！応援してます(^^) (2021年7月5日 22時) (レス) id: 92821f8356 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：amroxxx
| 作成日時：2021年7月5日 21時
