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、、
みっ｢あんまりあんたを独り占めしてると町のみんなに嫉妬されちゃうわ。また後でゆっくり話しましょう。｣
そう言ってみっちゃんは私に手を振る。
『はいっ…じゃなくて、うん！』
私もそんなみっちゃんに手を振った。
紅丸｢…行くぞ。｣
私は紅丸さんに手を引かれて再び歩き出した。
みっ｢全く…あんたはずっと手を繋いでるんだからそれくらい大目に見なさいよね。｣
しばらく浅草の町を歩くと1つの建物の前にたどり着いた。
紅丸｢詰所だ。｣
『…ここが…。私の家。』
紺炉さんから話を聞いていたので何となくはイメージはあったがいざ来てみると緊張するな……。
私と紅丸さんは詰所の入口ののれんを潜る。
すると、
隊士一同｢若！お嬢！おかえりなせぇ！！！！｣
『っ！！？』
紅丸｢は？｣
紺色の羽織を着た男の人達が私たちの帰りを待っていたと言わんばかりに整列してそう言った。
私はびっくりして思わず紅丸さんの後ろに隠れる。
紅丸｢こりゃなんの騒ぎだ？｣
紅丸さんがそう声をかける。
隊士1｢今日はお嬢が退院すると紺炉中隊長から聞いていやしたのでお出迎えっす！｣
隊士2｢せっかくならみんなでお嬢の顔をみてお出迎えしようってはなしやした！｣
そう元気よく笑顔で応える隊士のみなさん。
『み、みなさん……私のために…あ、ありがとうございます。』
私は紅丸さんの後ろからゆっくり出て声をかけてくれた皆さんにぺこりとお礼をする。
隊士3｢うぅ、お、お嬢っっ記憶がないというのは本当なんですね。。｣
『は、はい…ごめんなさー』
隊士4｢お嬢は悪くないんですから謝らんで下さい！｣
隊士5｢そうそう！ゆっくり自分のペースで思い出せばいいっすよ。｣
そう隊士のみなさんが口々にそう言ってくれる。
『み、みなさん……！改めてありがとうございます！これからもよろしくお願いいたします(ﾆｺｯ』
私は皆さんにむけて精一杯の気持ちをこめてそう言葉にした。
隊士一同｢ｯｯ///｣
『？』
皆さんの動きが止まる。
隊士1｢いつもの元気で優しいお嬢もいいけど…｣
隊士2｢ちょっと控えめで守ってあげたくなるお嬢も新鮮で…｣
隊士一同｢(それにいつもなら晒しを巻いてるのに巻いてないからスタイルが…)ｺﾞｸﾘｯ｣
紅丸｢てめぇらいいから持ち場に戻れ！！！｣
隊士一同｢は、はい！｣
紅丸さんの掛け声と共にその場は解散となった。
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amro(プロフ) - 琴光柊さん» 琴光柊様、コメントありがとうございます。長い自己満足な小説を一気に読んでいただけてとても嬉しいです…！ちまちま更新していますのでぜひまたコメントいただけたら幸いですっ！ (2021年8月31日 20時) (
レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - ちょこぱふぇ♪さん» ちょこぱふぇ♪様、返信遅くなりました。とても嬉しいコメントありがとうございます！元気に一気に執筆してしまいました。オリジナル展開なのでややこしいかもですがぜひお付き合い頂けたら嬉しいです。 (2021年8月31日 20時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
琴光柊(プロフ) - すごく面白くて一気読みしました！！更新頑張って下さい！！！ (2021年8月29日 21時) (レス) id: d5ba88f803 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこぱふぇ♪(プロフ) - 続編おめでとうございます！続きドキドキです…夢主ちゃん！頑張れ！主さんも体調に頑張って下さい！応援してます(^^) (2021年7月5日 22時) (レス) id: 92821f8356 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：amroxxx
| 作成日時：2021年7月5日 21時
