【150話突破】【ヒプマイ】貴方達の目は節穴かっ！ー4ー

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左馬刻に
冷蔵庫の食材好きに使っていい
って言われたから確認すると中には

『このお肉も…この魚も…』

めちゃくちゃ高級なやつがこれでもかとたんまり入っていた。。

賞味期限からして今日大量に仕入れたのだろう。
わざわざ今日みんなでご飯食べるために買い足したのかな…？

可愛いヤクザだな…


『なんて声に出して言えないけど。』


私はこの高級食材で思いつく限りのご飯を作ることにした。


『……っとその前に。』

私は冷蔵庫にあったサラミとチーズを簡単に切り、お皿に盛り付けた。


きっとリビングで先にお酒飲んでるだろうから簡単なおつまみを出しておこう。

おつまみを持ってリビングに向かった。

『料理出来るまでこれでお酒飲んでてくださ……ってえっ、はや、こんなにもう開けてるの？』


リビングにいくとすでに数本の缶ビールが転がっていた。
の割にはそんなに酔っている様には見えない。


銃兎「お、A気が利きますね。」

そう言って私に声をかける銃兎。

左馬刻「ちょうどなんかつまめるもんほしかったんだわ、サンキュー」

そう言って左馬刻におつまみのお皿を手渡す。

再びキッチンに戻ろうと方向転換をした時に、

理鶯「………小官はAがいい」
『えっ？』

頭にハテナが浮かんでいる間に
理鶯は私の腕を掴みグイッと引っ張る。
突然の事で対応出来なかった私はそのまま理鶯の胸にダイブした。

理鶯はそんな私を優しく抱きしめる。


え、え、な、何事！？

突然近くなった距離の理鶯と顔をあわせる。
うっ……綺麗な顔して…るな…

理鶯「ふむ…美味しそうだな」

そう言って理鶯の顔がそのまま近くなる


えっ、食べられｯーー

左馬刻「まて理鶯」

そう言って私の身体は理鶯の身体から引き剥がす様に後ろに引っ張られた。
その勢いのまま私のおでこは左馬刻の胸板に押し付けられる。

私の後頭部をギュゥと押すので息が苦しい。

『ん゛んーーー(苦しい』

私は左馬刻の胸板をドンドンと叩く。
が聞き入ってもらえてないみたいで2人は会話を続ける。

左馬刻「こいつぁ、俺たちの言わばメインディッシュたいなもんだ。分かるだろ。」

理鶯「ふむ。」


会話の内容がよく聞こえない。
何を話してるんだ…？


銃兎「ヤクザと警官と元軍人ですからね……。じっくり落としていくのも時間の問題でしょう。ですから今は…」

左馬刻「おめぇが1番手を出しそうなんだよ。うさポリ」

銃兎「あ゛？お前に言われたくねぇんだよ。」


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