【150話突破】【ヒプマイ】貴方達の目は節穴かっ！ー4ー

【160】銃兎side ページ15

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引き続き少し酔った左馬刻と銃兎が会話します。
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左馬刻「ここは俺様の家だ。誰がどこでどう寝るかを決める権利が俺にはある」


そう言ってドヤ顔でそう言い放つ左馬刻。


いつもなら各自ソファで寝落ちし雑魚寝ということもよくある。
しかし今回は A がいる。
さすがに家に招いた女性をその辺の床で寝させる様な事、左馬刻はしないだろう。


となるとまず考えられるのは


左馬刻「まず！Aを床で寝させる訳にはいかねぇから寝室の俺のベッドを譲る。」



そう、お前ならそう言うと思ってたよ。
床やソファなんかじゃなくちゃんとしたベッドで寝させるってな。


それにはもちろん俺も賛成だ。


ただし
問題はここからだ。



きっとあいつは……


左馬刻「んで、銃兎と理鶯はいつも通りこのリビングでぶっ倒れてもらって、


俺もベッドで寝る！
完璧な配分だな」



そう言って勝ち誇った表情でグラスの酒を一気に飲み干す左馬刻。


銃兎「……確認だが、Aは妹さんのベッドを使うという認識でいいか？」


左馬刻「は？ 勝手に妹のベッド使えるかよ。俺様のベッドを使う。


俺 も Aもな」


誇らしげにそういう左馬刻の笑顔がうるさい。
これでもかとニヤつきやがって……


左馬刻「いや〜悪いなぁ、ここは俺の家だからよお。俺様もいつもみてぇにリビングで潰れたいが、いい酒いい飯いい仲間を堪能した後はベッドでゆっくり寝てぇんだわ。キングサイズだしな。」


銃兎「……。」


左馬刻「悪いなぁ、ほらいつも俺様が占領するリビングのソファ今日は銃兎使っていいからよぉ、なぁ！」


ﾊﾞｼﾊﾞｼｯ


そう饒舌に話しながら俺の背中を叩く左馬刻。

くっそ…

銃兎「俺たちに裏切りは無しじゃねぇのか」
左馬刻「それはそれ。これはこれ。」


くっそ……やはり家主という特権は強い。
どうにかAには妹さんの部屋を使ってもらうように言うしか……


理鶯「おーい、左馬刻。」

そう考えているとキッチンから理鶯の声がした。


左馬刻「なんだ理鶯ー？おまえも早くリビング戻ってこいよ」

機嫌のいい左馬刻がそう理鶯に声をかける。


理鶯「先程活きのいいスッポンを捕獲したので水場で前処理をしたいのだがいいだろうか」


左馬刻「げっ…。わ、分かった。ただ俺は今お腹いっぱいから少なめで頼むわ…」


理鶯「承知した。」


そういえば買い出しの時スッポン捕まえてたな……。

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