White Dream Story -3-

・ ページ47

《渡辺side》


昨日あんだけケツ引っ叩いたのに、全然懲りてないなんて‥‥
俺も舐められたもんだな。
今日はそう簡単に許すつもりはない。


翔「分かってんだろ。来いよ。」


元々涼太が座っていた椅子に腰掛け、膝をぽんぽんと叩く。
それを見た阿部ちゃんは、首が取れるんじゃないかと思う程、横に振って拒否している。


翔「そんなの通るわけねーだろ？」

亮「わっ！やだぁっ！お願いっ！」


懇願する阿部を無視して、腕を掴み、問答無用で膝に引き倒す。
下着をグイッと下げると、さっきまで涼太に叩かれていた真っ赤なお尻が顔を出した。


亮「しょぉたぁ‥‥」

翔「甘えても駄目。痛い目みな。」


真っ赤に熟れたお尻目掛けて、俺は平手を振り下ろす。


バチィィィインッ！


亮「ああぁぁぁっっ‼︎」


デカい破裂音と阿部ちゃんの悲鳴が、部屋中に響き渡る。


バチィィィインッ！


亮「いだぁぁぁああいっっ‼︎」


痛みでバタバタと手足を動かし、お尻の痛みから必死で逃げようとしている。
挙句お尻まで逃がそうとしている。


こいつ、反省する気ないの？
そういや俺が来てから、ごめんなさいのひとつもなくない？
でも、だって、って言い訳ばっかり。
で？暴れてお仕置きから逃げようとしてるって、きつーく叱んなきゃ分かんないよね？


翔「涼太。」

涼「はい？」

翔「阿部ちゃんの手、握ってて。」


驚いた顔で振り返る阿部ちゃん。
そんなことされたら、お尻庇えないもんな？
でも、そうしないと素直にお仕置き受けれないお前が悪いんだよ？


亮「やだやだやだーっっ‼︎」

涼「こーら、今は駄々こねてないで、反省する時間でしょ。」


優しく叱りながら、それでも力強く阿部ちゃんの手を握る涼太。
俺はそれを確認してから、足を組み、


バチィィィインッ！


亮「ぃだあああぁぁぁいっっ‼︎」


そりゃ痛いと思うよ？
さっきより痛くしてるんだからね(笑)


翔「いつまでも反省しないからだろっ⁈」


バチィィィインッ！


亮「うわああぁぁぁんっっ‼︎」

翔「素直にお仕置き受けないから、余計に痛くされてんだぞ？」


バチィィィインッ！


亮「あああぁぁぁんっっ‼︎」

翔「昨日の約束も平気で破りやがってっ！」


バチィィィインッ！


亮「いだいぃぃぃっっ‼︎」

翔「簡単に許してもらえると思うなよっ⁈」


バチィィィインッ！


亮「ぅわああぁぁぁんっっ‼︎いだああぁぁぁいっっ‼︎」

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す