White Dream Story -3-

・ ページ39

《ラウールside》


うわーんっ！すっごく痛いよーっ！
康二くんめちゃくちゃ怒ってて、ずっと声色も怖いままだし、お尻もめちゃくちゃ痛いしっ！


ばちんっ


ラ「ああぁぁんっっ‼︎いたぁぁいっっ‼︎」

康「それしか言われへんの？」


ばちんっ


ラ「ふえぇぇっっ‼︎だ、だってぇっ‼︎」

康「だってなんや？」


痛いものは痛いんだもーんっ！
自分の意思とは関係なく痛いのが降ってきて、我慢なんてできっこないよぉ！


ばちんっ


ラ「うわぁぁぁんっっ‼︎」

康「ラウール、立ち。」


膝から降ろされて、半泣き状態でズボンを履こうとしたら、


康「それはいらん。
　 脱いで壁に向かって立っとき。」


って‥‥やだよぉ‥‥
グズグズしてたら、またお尻ぺちんっ！て叩かれて、ズボン取り上げられちゃった‥‥





《目黒side》


康「そのまま動かんと立って反省しとき。
　 次めめ、おいで。」


うえっ⁈俺もぉ⁈絶対やだっ！


一生懸命首を横に振って拒否するものの、それを許さずじっと俺を見つめる康二。
いつもと違う怖い雰囲気に飲まれて、足が動かない。


康「おいで言うてんねん。
　 悪い子に拒否権なんてないよ。」


そう言って俺の前まで椅子を持ってきて座ると、手を引かれて膝の上へ‥‥
手早く衣装のズボンを下ろすと、下着の上からお尻を撫でる康二。


俺も叩かれるの？
そう考えたら恥ずかしくて、怖くて‥‥ぎゅっと目を瞑った。


康「めめのがラウールよりお兄ちゃんなんやし、
　 ラウールと一緒になってやっててどうすんの。」


ばちんっ


蓮「っつ‼︎」


ばちんっ


蓮「ったぁっ‼︎」


ばちんっ


蓮「いってぇぇっ‼︎こ、こうじっ‼︎」

康「痛いからやめてとか聞かんしな？」


ばちんっ


蓮「ああぁぁっ‼︎」


ええっっ⁈考えてること読まれてるぅ‥‥
そんなこと言われたら、もう何にも言えなくって、


ばちんっ


蓮「ったぁぁあいっっ‼︎」


痛みに叫ぶことしか出来なくなってしまった。
ピリピリ、ズキズキと痛むお尻に、次々と平手を落とす康二。
我慢出来なくて足をバタバタしていると、バチンッ！と太ももを叩かれる始末。
それもそれですっげぇ痛くって‥‥


ばちんっ


蓮「ぃだぁぁあいっっ‼︎」


もうダメ‥‥泣いちゃいそう‥‥
タイミングよく平手が止み、膝がから解放された。


はぁ、やっと終わった‥‥
と思ったのも束の間、


康「めめもラウールの隣に立っとき。」


ええぇぇ‥‥もうやだよぉ‥‥

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