White Dream Story -3-

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《宮舘side》


ほんとに‥‥この人全然分かってない。
気づいてなかったのなら仕方ない。
これから直していこうね、で済んだのに、開き直ってる。


怒りももちろんあるけど、呆れのほうが強い。
それに、


翔「チッ‥‥しつけぇなぁ‥‥」


だってさ。
たぶん本音だよね？
これはアウト。見過ごせません。


涼「翔太、お仕置き。」


あ、最悪って顔してる。
勢い良く立ち上がり、逃げる翔太。
ここ、誰ん家だと思ってるの？
逃げ切れるわけないでしょ？


俺はソファを飛び越え、逃げる翔太の前へ。
ビックリしたのか動きが止まった翔太を捕まえる。


翔「はーなーせーっ！」


て言われて、離す人がいる？
当然無視。
抵抗する翔太を引き摺りながらソファへと戻る。


翔「やーだーっっ！」


うん、そりゃそうだろうね。
俺だって嫌だよ？
でも、反省しないとね？




《渡辺side》


背丈だってそんなに変わらないのに、なんで俺のが力で負けるわけ⁈
筋トレだってめっちゃやってんのに！


全体重をかけて抵抗しても、ズルズルと涼太に引き摺られ、あれよあれよという間に膝の上に招待されてしまった。


翔「涼太ぁ‥‥」


我ながら情けない声が出る。
だって、痛いのやなんだもん‥‥


涼「ちょっと度が過ぎちゃったね？
　 良い子になれるように魔法掛けてあげるよ。」


それって痛いやつですよね⁈
全力でお断りしたいっ！


そんな願いも虚しく、乱暴に下着と共にズボンを下ろされる。
ギャーギャー言いながら暴れてみたが、


バチィィィインッ


翔「ぅぎゃぁぁああっっ‼︎」


強烈な一打を喰らう。
絶対に手形付いてるやつじゃん‥‥


バチィィィインッ


翔「ぎゃぁぁああっっ‼︎」

涼「翔太、ちょっと五月蝿いよ？」


そんなこと言ったって、痛いんだから！
声出さないほうが無理でしょっ⁈


バチィィィインッ


翔「ぃだぁぁぁああいっっ‼︎」


今日の涼太、厳し過ぎないっ⁈

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