White Dream Story -3-

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《目黒side》


ふっかさんに抱きしめてもらって、自分のしたことを告白して‥‥
しょっぴーに悪いことしてしまったって口にしたら、涙が止まらなくなってしまった。


ただみんなに笑って欲しかっただけなのに‥‥
怪我させたかったわけじゃないのに‥‥


自分が情けない。


そんな気持ちまで、ふっかさんは否定せずに聞いてくれた。
いっぱい泣いて、少し落ち着いてきた頃、


辰「めめ？」


と、俺の手を握り、話し掛けるふっかさん。


辰「めめの気持ちは分かったよ？
　 みんなに楽しんで欲しい気持ちも、番組を盛り上げたい気持ちも。」

蓮「(コクンと頷く)」

辰「でもね、後ろから押すのはほんとに良かったのかな？
　 翔太が怪我したから今回気付けたけど、怪我しなかったらやってもいいのかな？」

蓮「あっ‥‥」

辰「そうだよね？ましてや川だよ？
　 プールやマットの上なんかじゃない。」

蓮「‥‥。」

辰「イタズラでは済まないよね？」


怪我するかもしれないなんて、最初から考えてなかった‥‥
楽しかったらそれでいいと思ってたから‥‥


辰「ちょっとおいたが過ぎたね。」

蓮「っ‼︎」


おいたって‥‥そんな言い方されたら子どもみたいじゃん！


辰「悪い子だったのは自分でも分かってるよね？」

蓮「ふ、ふっかさん‥‥」

辰「なに？」

蓮「その、話し方、やだ‥‥」

辰「だって、やっていいことと悪いことの区別がつかないんでしょ？
　 そんなの子どもと同じでしょ？」

蓮「やっ、もう分かったもんっ！」

辰「めめ？悪い子はどうなると思う？」


えっ、もしかして‥‥
やだやだやだやだっっ‼︎


辰「お尻ぺんぺん。お膝に乗んなさい。」

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