White Dream Story -3-

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《ラウールside》


今日は元々オフだったんだけど、なんかお買い物に行きたい気分になって、自主的に休んじゃった♪
平日に街中を歩くことなんかないから、すっごく新鮮！


平日の昼間でも、制服で歩いてる人っていっぱいいるんだなぁ‥‥
小さい頃からお仕事させてもらってたから、軽いカルチャーショックを受ける。


〜♪〜♪


あれ？誰からだろう。
スマホ画面を見ると、めめからの着信が。
僕は何も考えず、そのまま通話ボタンを押した。


ラ「もしも‥‥」

蓮「‥‥あっ！出たっ！
　 おいっ！お前何してんだよっ⁈」


えっ⁈何のこと⁈


ラ「えっ？あの‥‥」

蓮「お前学校サボってんだろ⁈」


うえっ⁈なんでバレてんの⁈


蓮「みんな心配してんだぞっ⁈
　 何処に居んの知らねーけど、
　 すぐに事務所に来いっ！」


返事をする前に、電話を切られてしまった‥‥


ていうか、どこから僕のこと漏れたの⁈
学校にだってちゃんと欠席の電話入れて‥‥
もしかして、学校が事務所か家に電話した？


よく見ると、お母さんからもマネージャーさんからも着信が入っている。
うわぁ‥‥やらかした‥‥


だとしたらヤバいっ！
さっきのめめの様子からして、明らか怒ってたよね⁈
えっと、めめなんて言ってたっけ‥‥
そうだ！事務所だっ！


僕は事務所に向かう為、駅へと急いだ。
1分1秒でも早く行かないと！




30分後ー


運良くすぐに電車が来たので、思いの外早く着くことが出来た。
今日事務所では、SnowManのYouTube撮影で数人と、めめが打ち合わせで来ているらしい。


マ「あっ！ラウールさんっ！」

ラ「あっ、すいません、電話気付かなくて‥‥」

マ「目黒さんから伝言です。
　 終わったら話があるから、
　 ◯◯会議室で待っててくれとのことです。」

ラ「あ、はい‥‥」

マ「羽目を外したい気持ちは分からなくもないですが、
　 程々にしてくださいよ？」


苦笑いするマネージャーさん。
僕はとりあえず、用意された会議室へ。
あー、この時間がすっごく怖い‥‥


今更後悔したって遅いんだけど、今日までの自分の行動を悔やんだのは言うまでもない。

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