White Dream Story -3-

境界線（岩本・深澤/目黒）⭐︎リクエスト作品⭐︎ ページ1

《目黒side》


康「もーめめっ！いい加減にしぃやっ！」

ラ「うわっ！もぉ、びっくりさせないでよ‥‥」


最近ことある毎にみんなを驚かせてる俺。
イタズラ、と言ってしまえばそれまでなんだけど、エンターテイメントであると俺は思っている。


と言っても俺自身、バラエティーに向いてる人間かって言われたら分からないけど、SnowManは絶対に向いてると思ってて。
みんなのリアクションが面白いと心から思っている。


俺のイタズラは恒例行事みたいになりつつあるけど、みんな笑ってくれてるし、かけられた側も笑ってるから楽しいんだと思ってた。


あの時までは‥‥





グループ冠番組収録時ー


久々に9人揃っての外ロケに、俺はテンションが上がっていた。
他のメンバーもきっとそうだったはず。
外の空気が気持ちよく感じるこの時期、自然に触れる内容に、野生児の俺はウキウキしていた。


番組で目一杯自然に触れられるなんて、最高すぎんだろっ！
そんな気持ちからか、俺の中でイタズラ心が湧き出すのを抑えられずにいた。


オンエアでは虫を捕まえて、メンバーを追いかけ回したりしてたけど、カメラ外でも木の陰に隠れて脅かしたりしてたんだ。


辰「めめぇ、そろそろ止めとけよぉ？」


ふっかさんから軽く注意されたけど、そんなの俺には屁でもない。
だって、楽しいんだもん♪
きっとふっかさんも虫が苦手だから、弱気なこと言ってるだけだろうし。


ロケ地では小川が流れていて、水に触るとすっごく冷たかった。
ん？これ、使えんじゃね？


蓮「ねぇねぇ！こっちに川あるよーっ！」


とメンバーを呼び寄せる。
林の方からは見えなかったので、メンバーも興味津々で集まってくる。


亮「うわっ、つめたっ！」

涼「気持ちいいねっ！」


なんてメンバーも上機嫌。
そんな中、俺はみんなの後ろに回り込む。
この位置からだと、狙えるのはしょっぴー‥‥


ドンッ


翔「えっ⁈うわっ！」


バッシャーン


勢い良く水にダイブするしょっぴー。
作戦大成功♪
と、思ってたのも束の間、


照「翔太っ⁈」

翔「っつ‥‥」


手を押さえるしょっぴー。
よく見ると血が滲んでいる。


えっ‥‥うそ‥‥

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