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《目黒side》
蓮「お仕置きっ。お尻出してここにおいで。」
自分の膝を叩きながら、ラウールに告げる。
あからさまに嫌そうな顔をするラウール。
10代でグループに加入して、あまりにも目に余るようなことをしたときは、お尻を叩いて叱ることもあった。
反省の意味も込めて、お仕置きのときは自分で来るのが暗黙の了解になっていた。
どんなに時間がかかっても、自分で来れるまで決して意志は曲げない。
戸惑ってはいたものの、ぎゅっと目を瞑りベッドから立ち上がると、ズボンと下着をお尻の下まで下ろした。
これだけでも恥ずかしそうに顔を真っ赤にするラウール。
そして、静かに俺の膝の上にうつ伏せに横たわった。
ラ「めめぇ、ごめんなさい‥‥」
こういう素直に謝れるところはラウールの長所。
でも、今日は簡単には許してやれないよ?
蓮「しっかり反省出来るまでね?」
細い腰を抱え、右手を高く振り上げ、ラウールの小さなお尻目掛けて打ち付ける。
バチーンッ!
ラ「ぃたぁぁいっ‼︎ごめんなさいっ‼︎」
バチーンッ!
ラ「ったぁぁぁいっ‼︎やだやだぁっ‼︎」
最初から厳しく叩いているのもあって、すぐに悲鳴を上げる。
お尻が万遍なくほんのり赤く染まってきた頃、痛みに耐えきれなくなってきたのか、お尻が無意識にフリフリと動くようになってきた。
蓮「ラウ、お尻逃げてるよ?」
バチーンッ!
ラ「ぅわぁぁあっ‼︎ご、ごめんなさいぃっ‼︎」
蓮「反省してないの?」
バチーンッ!
ラ「ったぁぁっ‼︎ちが、ちがうのぉっ‼︎」
ふるふると首を横に振る。
バチーンッ!
ラ「ぁぁああっ‼︎‥‥ふぇ‥」
咎められ心が折れてしまったのか、目から雫が溢れ始めた。
お尻で音が弾ける度に『ごめんなさい』を繰り返し、泣き叫ぶ。
真っ赤と言えるくらいお尻が染まった頃、俺は手を止め、ラウールに話しかけた。
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CECIL(プロフ) - 苺さん» 初めまして、コメントありがとうございます!現在リクエストを募集する予定はなかったのですが、時間が出来ましたら書かせていただこうと思います。 (1月27日 22時) (レス) id: bc8a21d14d (このIDを非表示/違反報告)
苺(プロフ) - 初めまして苺です。リクエストで佐久間君が休みがなくて限界で全員で仕事があるのにマネージャーが迎えに行っても行方不明で皆で心配して電話をしてたら岩本君の携帯に佐久間君のパパから実家にいると連絡が来て阿部ちゃんが迎えに行きお仕置きされる話が見たい (1月27日 19時) (レス) id: 6da2fe3136 (このIDを非表示/違反報告)
CECIL(プロフ) - すずさん» 嬉しいコメントありがとうございます!上手く書けてる自信が全くないので、日々精進です。いつでも読みに来てください♪ (1月25日 8時) (レス) id: bc8a21d14d (このIDを非表示/違反報告)
すず - 続き楽しく読んでます!かわいいし、読みやすいし書くのすごく上手いなって思いました!次はどんな話かな?ってワクワクします!無理ならず作者様のペースで楽しく書いてください!応援してます♪ (1月25日 1時) (レス) id: f9edeb1212 (このIDを非表示/違反報告)
CECIL(プロフ) - もち。さん» 初めまして!コメントありがとうございます!楽しみにして頂けるなんて光栄です♪また読みに来てくださいね! (1月24日 5時) (レス) id: bc8a21d14d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:CECIL | 作成日時:2024年1月20日 4時