White Dream Story

お酒を呑むなら（目黒/ラウール） ページ26

《ラウールside》


どうもっ！グループ最年少のラウールですっ！
僕もやーっと20歳になって、大人の仲間入り。
僕ね、20歳になったらやりたいことがいっぱいあったんだ♪


その一つがお酒。
やっぱり解禁されたからには、ね♪
the・大人って感じなのがずっと羨ましかったの。
みんなお仕事終わりにメンバー同士で、先輩や後輩と行ってるのを見てきたから、憧れがすごく強いの！


んで、今日は高校時代の友達と飲み会なんだ！
デビューさせてもらって、お仕事が忙しくなってからは中々会えなかったんだけど、久々にみんな時間が合ったの！
俺だけ仕事後に合流するんだけど、すっごく楽しみ♪


蓮「ラウール、今日飯行く？」

ラ「ごめんっ！今日は友達と呑みに行くんだ！」

蓮「おっ？いいじゃん！
　 けど、あんま羽目外すなよ？」

ラ「分かってるよー。もう大人なんだから。」


相変わらずめめは、すぐ僕を子ども扱いする‥‥
甘やかしてくれるのは嬉しいけど、子ども扱いはなんか癪‥‥


今日は僕に合わせて、仕事場の近所のお店を予約してくれてて。
僕は私服に着替えると、みんなやスタッフさんに挨拶をして、お店へと急いだ。


友「あっ、来た来たっ！
　 こっちこっちーっ！」

ラ「お待たせーっ！
　 みんな久しぶりぃ♪元気してたぁ？」


みんな全然変わってないなー‥‥
卒業してから時間が経ってるのに、あの頃に戻ったみたい。
違うことと言えば、そう、お酒が呑めること♪


友「何呑むー？
　 ここ結構揃ってるみたいだよー？」

ラ「そうなの？なににしよっかなぁ？
　 そっちは何頼んだの？」

友「俺焼酎！最近ハマっててさ！」

友「俺はビール！」

ラ「じゃあ僕もビールでっ！」


揃ったところで‥‥かんぱーいっ♪


って、ここまでは良かったんだ。
昔話に花が咲くってこの事なのかな？
その場があまりにも楽しくて、お酒もどんどん進んじゃってさ。
お開きの頃には僕、ベロベロに酔っ払っちゃったみたいで‥‥


気がついたら、何故かめめのお家のベッドで寝てたの。

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