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24. ページ25
「頭痛ェ……」
ガンガンと頭に響く痛みに顔を歪めながらベッドから降りる。
いつもなら隣に居るAの姿も見当たらない。
時計の針は昼過ぎでそれもそうか、と妙に納得した。
「(つか俺はどうやって帰ってきたんだ?)」
昨夜の記憶が無い。
フラフラとリビングへ向かうとそこには銀八とは違った見慣れない茶髪天パの姿がソファに転がっており、「...は?」と声を出す。
キョロキョロと部屋の中を見回したがやはりAの姿は無かった。
「おい起きろ坂本!」
「んー…? なんじゃ、もう朝か…?」
「朝つか昼だわ」
「ほーかほーか...z」
「二度寝すんな!! なぁ、て言うかA知らね?」
「見とらんぜよ...z」
一向に起きようとする気配の無い坂本に銀八は大きな溜息を吐き出しつつ、何処かへ行ってしまったAの帰りを待った。
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作者名:アカツキ | 作成日時:2024年1月14日 0時