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朝目が覚めると一番にズキッと激しい頭痛が襲った。
土方は「ゥ”…」と小さく唸り声を上げて頭を抑えながら辺りを見渡した。
そこは見慣れた自室で、敷いた覚えの無い布団の上に居る。
「…どうやって帰ってきたんだ…?」
覚えていないのも無理はない。
思い出そうにも二日酔いの頭痛が治ることはなく考えるのをやめた。
『副長、起きていますか?』
部屋の外から声が聞こえ、「嗚呼、」と短く返事をした。
『おはようございます』
「A、俺はいつ帰ってきた?」
『…昨日は0時過ぎにお戻りになりました。万事屋の坂田さんが送ってくれました』
「クソ…」
また迷惑を掛けてしまったことに己に大して悪態と共に溜息を吐き出す。
怠い体を持ち上げ着替えるからとAに出ていくよう促した。
Aは何か言いたげだったがついには何も言わずに大人しく部屋を後にした。
「あ、Aちゃん、ちょっと良い?」
『はい』
廊下で隊士が彼女を呼びかける声が聞こえ二人の足音が遠くなるのを聞きながら、土方はまた一つ大きな溜息を吐き出すのだった。
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突然の訪問に銀時は驚いた顔をした後いつものやる気のない表情へと戻った。
「昨日の今日で、何?」
『ご迷惑をお掛けしたのでお詫びの品をお持ちしました』
「迷惑掛けた本人は来ねぇんだ?」
『すいません。本当は副長が来る予定だったのですが急な職務が入ってしまい私が代わりに』
長々と説明をする彼女に銀時は嫌な顔をしたが困ったように頭を掻き毟ると「まぁ、いいや、入れよ」と万事屋の中へ招いた。
『いえ、私はこれで』
「良いから入れって、茶くらい淹れるから」
『あの』
「うるせぇな! 早く入れ!!」
何をそんなに怒鳴ることがあるのだろうか。
Aは半ば無理矢理引っ張られる形で万事屋の中へと入った。
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ｱｶﾂｷ(プロフ) - めぐぽん(*´･∀･)さん» 最後まで読んでくださり有難うございました。めぐぽん様からのコメントとても励みになりました。 (7月2日 22時) (
レス) id: d828e70b5b (このIDを非表示/違反報告)
めぐぽん(*´･∀･)(プロフ) - 完結、お疲れ様です！改めて、ｱｶﾂｷさんのお話が好きだと思いました。また楽しみにしてます！ (7月2日 12時) (レス) id: baf8bee298 (このIDを非表示/違反報告)
ｱｶﾂｷ(プロフ) - めぐぽん(*´･∀･)さん» 完結の目処は立っていますので更新はコンスタントに行えると思います。最後まで見守って下さると嬉しいです。コメント有難うございます (6月24日 14時) (レス) id: d828e70b5b (このIDを非表示/違反報告)
ｱｶﾂｷ(プロフ) - あさん» はじめまして。コメント有難うございます。かなり前に書き溜めてた作品を軽く手直ししながら載せているので至らない所もあるかもしれませんが、最後まで楽しんで頂ければ幸いです... (6月24日 14時) (レス) id: d828e70b5b (このIDを非表示/違反報告)
めぐぽん(*´･∀･)(プロフ) - 更新ありがとうございます！続きが楽しみです！ (6月24日 12時) (レス) @page16 id: baf8bee298 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｱｶﾂｷ
| 作成日時：2023年6月21日 22時
