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「熱々ですねィ」
「もうちょいで公然わいせつ罪で逮捕するところでした」
「おいおいこれ以上Aをいじめないでくんない?」
「いじめてたの旦那の方ですよね?」
「好きな子ほど意地悪したいってやつですかィ? 小学生かよ」
「手前ェにだけは言われたくねぇよ」
今度こそ帰ろうとしていたところ次に出会ったのは沖田だった。
この狭いとは言い難い江戸でこんなにも知り合いに遭遇するのは銀時の人脈と言えようか。
Aはと言えば今度こそ恥ずかしさで切腹しかねない。
「見せびらかすのも良いですけど、程々にしてくだせェ」
『総悟くん…』
「何ですかィ?」
『嫌だって言ったのに”無理やり”やられたんです、この人逮捕してください』
「お安い御用で」
沖田はにっこり笑顔を見せると慣れた手付きで手錠を取り出し銀時の両手首に繋いだ。
「え、」
「ちょちょちょ、嘘でしょ、総一郎くん?」
天国から地獄へとはまさにこの事。
銀時は顔を青くした。
「何騒いでんだ」
「ナイスタイミング土方くん!」
「…何だ気持ち悪ィ」
土方に詰め寄る銀時に彼は一歩退き心底引いた顔をした。
そして事の経緯を把握すると呆れたように大きな溜息を一つ吐き出す。
「…どっちもどっちだな…」
「銀さん冤罪だから!!」
「つか、しれっと惚気話聞かされただけじゃねぇか巫山戯んな」
最早これ以上面倒臭くなったのか、沖田に彼の手錠を外すよう促しポケットから煙草とライターを取り出して吸い始めた。
「それと、A」
「また来週から稽古再開だ」
『あ、はい』
『思ったよりも早かったですね?』
「高杉の奴、本当に何がしてぇのか...」
「結局何事もなく終わったよ」
『ふふ、そうですか』
『人騒がせなお人ですね』
Aはクスクスと笑う。
「おい、何で嬉しそうなんだ」
土方は怪訝そうだったがそれでもAは機嫌が治ったのか軽い足取りで手錠を外してもらった銀時の傍に寄る。
銀時は手首を摩りながら寄ってきたAに気付いて表情を緩めた。
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ｱｶﾂｷ(プロフ) - 〇〇さん» 初めまして、コメント有難うございます。そのように言って頂けて嬉しいです。パスワードの件ですが、現在全ての作品に置いて鍵の掛かっている作品は非公開とさせて頂いています。公開の予定もパスワードをお教えする事も出来ません。申し訳ありません (4月14日 9時) (
レス) id: 7588857b81 (このIDを非表示/違反報告)
〇〇(プロフ) - すごくよかったです 読んでてドキドキしてなんかもう最高でした！！ あの質問なんですけどパスワードがかかってる小説あるじゃないですか、その、パスワードって教えていただけますか? (4月14日 7時) (レス) @page44 id: 6c4944cbd5 (このIDを非表示/違反報告)
ｱｶﾂｷ(プロフ) - 蘆花さん» 初めまして、コメント有難うございます。既に完結の目処も立っておりますので最後まで楽しんで下さると嬉しいです (2023年3月28日 12時) (レス) id: 59cea801ed (このIDを非表示/違反報告)
蘆花(プロフ) - やだステキ応援してます！ (2023年3月28日 12時) (レス) @page11 id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
ｱｶﾂｷ(プロフ) - 東雲さん» コメントありがとうございます。出会いについてはこれから少しだけ書けたらなと思っておりますので楽しみにして下さると嬉しいです (2023年3月27日 19時) (レス) id: 61673d253f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｱｶﾂｷ
| 作成日時：2023年3月25日 20時
