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「で? 何の用?」
銀時の棘のある言い方に新八は「ちょっと、銀さん!」と軽く注意した。
万事屋にやって来た土方は客間に通されソファに座る。
銀時の態度の影響か神楽もジト目で彼を見ている。
そんなことも気にせず新八の出してくれたお茶を啜る土方に、どうやら居心地が悪いのは新八だけのようだった。
「Aが居なくなった」
「何処に居るか知ってるか?」
「知ってたとしても土方くんには教えてやらねぇよ」
「会ってどうすんだよ」
それもそうだ、分かってはいる。
グ…と言葉に詰まっていると口を出したのは今まで黙っていた神楽で、「おい、マヨラー」と土方を呼び掛ける。
「お前、Aのこと傷付けたアルカ?」
「…そうかもしれねぇ…いや、そうだ」
そう、肯定すると神楽は顔を歪めては勢いよく立ち上がり無言で客間を出て行った。
その顔は怒っているような、悲しんでいるような、そんな顔だったと思う。
「ちょっと…! 神楽ちゃん!」
「…すいません、土方さん」
「いや、構わねぇ、チャイナが正しい」
「分かってる」
「……僕が口出す事じゃ無いですけど、」
「喧嘩してるなら謝った方が良いですよ」
「そうしてぇから居場所を聞いてる」
「知ってるなら教えてくれ、頼む」
土方は頭を下げたが新八はAの居場所を知らないようで困った表情をし、銀時を見る。
「はぁーーー… 新八、お前は神楽追いかけとけ」
「俺は此奴と話すから」
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ｱｶﾂｷ(プロフ) - 美姫さん» コメント有難うございます。登場キャラの想いが交差してぐちゃぐちゃに絡まるような、そんなお話にしたかったのですが難しかったです... 最後まで読んでくださり有難うございました (2023年2月12日 10時) (
レス) id: 359e2a8a6b (このIDを非表示/違反報告)
美姫(プロフ) - 切なくて切なくて、でもとても美しい作品で、涙が止まりませんでした。本当に最高の作品でした。ありがとうございました。 (2023年2月12日 7時) (レス) id: ac5aee6225 (このIDを非表示/違反報告)
ｱｶﾂｷ(プロフ) - おひなさん» 初めまして。コメント有難うございます。土方さん落ちは久々だったのでこれで良いのか迷走しましたが、おひなさんの暖かい言葉に救われました (2023年2月9日 7時) (レス) @page49 id: 359e2a8a6b (このIDを非表示/違反報告)
おひな(プロフ) - 最っ高な作品をありがとうございました！終始涙腺崩壊でした！w (2023年2月9日 2時) (レス) @page49 id: fb3fd917e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｱｶﾂｷ
| 作成日時：2022年12月27日 23時
