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「はぁーーーーッ」
「うっわ、クソデカ溜息、...つーかいつも以上に目付き悪ィな」
「...寝れてねぇからな...」
廊下の長椅子に座り込んでいる高杉に通りかかった銀時が声を掛ける。
手には近くの自販機で買ったであろういちごミルクのパック。
「一橋からの受け入れ要請に加えて」
「Aと禁断の一夜、だっけ?」
「疲れるっつってンだろ」
「わぁ......、冗談じゃん」
「つか、何? 一橋案件はそんなに厄介なの?」
Aの事に関しては否定しようにも突っ込む気力さえない高杉は銀時の弄りにげっそりした顔をしながら睨み付ける。
その目はいつものような鋭さはない。
銀時はストローに口を付けながら本題である今回の件について訊ねた。
「医院長直々の指名だ...」
「まだカルテにゃ目を通せてねぇが、」
「厄介だから此方に寄越すんだろう」とまたまた深い溜息。
「......Aもだけど、お前も大丈夫かよ」
「ククッ、手前ェに心配されちゃ終ェだな」
「ウチはいつだって人手不足なんで? 誰だろうと抜けられちゃ困ンだよ」
「俺の方は良い、」
「...Aの事?」
高杉はやっと椅子から腰を上げ立ち上がる。
「心臓疾患の患者だ」
すれ違い様にそう言う高杉に銀時は思わず彼の方を振り返る。
決して背の高いとは言えない男、その男の背中はもっと小さく見えた。
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アカツキ(プロフ) - 美咲さん» 初めまして、コメント有難うございます。書きたいと思い続けて数年経った医者パロなのでかなり自己満ながらドキドキしつつ書いています。更新速度は気紛れですがお楽しみ頂ければ幸いです (2020年10月17日 21時) (レス) id: cb25f868cb (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - 今、私が求めていた医者パロを、ありがとうごさいます!更新頑張ってください! (2020年10月17日 18時) (レス) id: 5f3a224cad (このIDを非表示/違反報告)
アカツキ(プロフ) - Sakuraさん» 今回も早速のコメント有難うございます、お待たせしました...! 何度も考えつつ知識が無いので書かずにいた医者パロ... 不慣れですが温かい目で見守っていただければと思います。よろしくお願いします (2020年10月15日 22時) (レス) id: 5f592be880 (このIDを非表示/違反報告)
Sakura(プロフ) - 新作待ってました…!!!!!病院舞台とか私得でしかないです笑 更新頑張ってください! (2020年10月15日 22時) (レス) id: 321ab1938b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アカツキ | 作成日時:2020年10月15日 22時