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「A先生って付き合ってる人居るの?」
『......?! 何ですか急に』
「いやぁ、駐車場で男の人と車から降りてきてたの見掛けたから」
女性の患者さんはニヤニヤと笑う。
「それに、A先生、少しだけ煙草の匂いしませんか?」
『くっ、鋭い...... でも彼氏とかじゃないですよ』
「え?! そうなの?! ...なぁんだ、イケメンだったのに」
『ふふ、確かに、顔は良いですね』
口は悪いけど、とは言わない。
まだ興味が尽きないのか色々と聞いてくる彼女の質問をあしらいながら処方する薬の内容を軽く確認し、次回来院の日程を立てる。
『もう少し一緒に頑張りましょうね』
「早く手術するのが1番なのは分かってるんだけど、仕事がねぇ...」
『仕事も大切ですけど、健康体あっての事なので… 無理はしないでくださいね』
「ありがとう、A先生」
にっこり笑うその人はとても強いと思った。
.
.
.
「噂になってんぞ、高杉との事」
『噂…?』
「仲良く2人で出勤ですかィ?」
『あ、それか』
「羨ましいなぁ、俺もお妙さんとおしどり出勤したい」
『近藤先生、私たち別におしどり出勤なんてしてません、ていうか何ですかおしどり出勤って』
救命救急の3人に囲まれそんなからかいを受ける。
「あ、噂をすれば」
沖田の言葉にその場に居た全員が同じ方向へと視線を移した。
「ぁ"?」
Aは顔に手を当てた。
なんてタイミングの悪い...と。
「高杉先生、昨晩はお楽しみでしたかィ?」
「何がだ」
「惚けねぇでも、噂になってまさァ」
顔を顰める高杉に、沖田は説明をした。
話を聞き終えると彼はAへと目を向けたが否定の言葉を言うわけでもなかった。
「A先生、高杉先生、居るかィ」
『(何か言ってよ)』とAは思ったが、実際口を開いたのは此処には居ないはずの人物。
『お登勢医院長.........』
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ｱｶﾂｷ(プロフ) - 美咲さん» 初めまして、コメント有難うございます。書きたいと思い続けて数年経った医者パロなのでかなり自己満ながらドキドキしつつ書いています。更新速度は気紛れですがお楽しみ頂ければ幸いです (2020年10月17日 21時) (
レス) id: cb25f868cb (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - 今、私が求めていた医者パロを、ありがとうごさいます！更新頑張ってください！ (2020年10月17日 18時) (レス) id: 5f3a224cad (このIDを非表示/違反報告)
ｱｶﾂｷ(プロフ) - Sakuraさん» 今回も早速のコメント有難うございます、お待たせしました...! 何度も考えつつ知識が無いので書かずにいた医者パロ... 不慣れですが温かい目で見守っていただければと思います。よろしくお願いします (2020年10月15日 22時) (レス) id: 5f592be880 (このIDを非表示/違反報告)
Sakura(プロフ) - 新作待ってました…!!!!!病院舞台とか私得でしかないです笑 更新頑張ってください！ (2020年10月15日 22時) (レス) id: 321ab1938b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｱｶﾂｷ
| 作成日時：2020年10月15日 22時
