悪戯電話 ページ30
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事態が急展開を迎えたのは、翌日の夜だった。
山田の家の玄関の前で帰ってくるのを待ったり、いつか繋がると信じて繰り返し掛け続けた電話。
ついに、繋がることはなかったけれど。
大「…………公衆電話……？」
突然、切り替わった画面。
普段、目にしない着信源。
一瞬、迷ったあと……………何かを感じて。
応答にすると耳へ近づけた。
大「……もしもし、」
最初は雑音しか聞こえなかった。
全神経を集中させ、先から聞こえてきたのは……
…………はぁ、…はぁっ………
短く息を吐く音。
匿名のものなんて、大抵は怪しい。
いけないことだと自覚があるから、身分を隠す。
これも、趣味の悪い悪戯電話の可能性もあった。
………………けど、俺は……
大「山田か？山田なんだろ？」
「………っ………はぁっ……………」
頭の中に光景が浮かんだんだ。
電話ボックスの中で膝から崩れ落ちた山田が震える手で受話器を持って、必死に声を絞り出そうとしている。
大「何か言ってくれよっ、山田……！」
「………………だ…ぃ、ちゃ…っ……」
っ…！やっぱり………やっぱり、山田だ……！
大「お前、今どこにいるんだ！？」
俺の見えているものが正しければ、山田は今、危険な状況に置かれている。
このままだと、最悪………………
涼「…………こ、…ころされる…っ………」
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ciaociao(プロフ) - 夢莉さん» ああ、、よかったです！安心して読めます、、 (2021年8月16日 19時) (
レス) id: bf965fb6b3 (このIDを非表示/違反報告)
夢莉(プロフ) - ciaociaoさん» 楽しみの一つにしていただけて光栄です。ありがとうございます…！私自身、ハッピーエンド主義なので…見守っていただけたら嬉しいです！ (2021年8月13日 20時) (レス) id: 7762ef5dd7 (このIDを非表示/違反報告)
ciaociao(プロフ) - 続きが楽しみで楽しみで、日々の楽しみが増えてうれしいのですが、「報われないarさんのお話」とあるのが大変気になります。わたしは基本ハッピーエンドが好みなので、是非arさんとハッピーエンドをお願いしたいです。まだ始まったばかりなのにすみません、、 (2021年8月12日 20時) (レス) id: bf965fb6b3 (このIDを非表示/違反報告)
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