でもたまには甘えなよ、って。４

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さとみ side


ころん起きてこないなぁ、なんてるぅとと話す。


今日はなーくんは打ち合わせ、ジェルは買い出し、莉犬はレコーディングに行っているから俺とるぅとところんしかいないのだ。


る「さすがにそろそろ起こしに…」


るぅとの声を遮るように俺たちのスマホの通知が鳴った。


ころんたすけて


ころんからのSOS。


る「…っ、さとみくん、行きましょう！」


俺が返事をする前にるぅとはころんの部屋に向かって走っていった。


途中で転んだような音がしたのを俺は見逃してないからな(￣ー￣)


まぁそんなことはどうでもよくて(後で手当てすりゃいいだろ)、俺もころんの部屋に向かった。


ドアを開けると、ころんがベッドの上でいつもより青白い顔をしながらるぅとの手を握っていた。


る「さとみくん、ころちゃん吐いちゃってます…ぼくの部屋に連れて行きますね」


「わかった。シーツ洗ってからそっち行くから。」


る「分かりました！」


るぅとはころんを抱き上げると部屋を出て行った。


俺はころんのベッドのシーツを持って下へ降り、水洗いして干した(雑)。

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