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いつからこんな思いを抱えて生きてきたんだろう。
いつからだろう、私は周りの目線というものが気になりだしたのは…
そして、孤独が怖くなったのも…
いつの間に他人の思っていることが怖くなった…
だから離れないで…お願い…
今日も他人から離れるのを怖がった私は私を偽って生きていく
本当は両親とは離れて暮らしたくなかったのだ。だけど仕事なのだから仕方ない、そう割り切りながら生きていく…それが私を苦しませると知っていながらも…
まるで私はトカゲみたい…
そして今日も他人の真相なんて知らなくてもいいように軽く流すかのように会話をするんだろう。人目を気にしながら、心配されない様に…
そうだ、私は私なのだから…大丈夫のはずだ。
そう洗面台の鏡を見ながらにこっと微笑む。両親がいなくても家事は一通りできるのだから…
誰にも支えられなくても生きていける、これからもどうせ“独り”なのだから…
朝ご飯の食パンを食べ終え、台所に皿を出す…そろそろ家を出ないとな…
『よっしゃ！がんばろっと！！』
こうして私桜宮愛奏は家をでた。
家の前に咲く桜並木はまるで私たち進級をお祝いしてくれているかのようにきれいに咲き誇っていた。
そしてバスに乗り、私たちが通う聖マリアージュ大学付属高校…略して聖マリ前のバス停に止まる。
そう今日は、始業式だ！
学校の前に張り出されたクラスの割り振り表をみてどのクラス化を見たら私は５組だった
その下に書かれていたのは… 東雲 悠奈
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作者名：愛海 | 作成日時：2020年1月21日 14時
