Chapter240 ページ38
これでよかった
自分に言い聞かせる
やっぱりどんな形でも
裕太に会う自信はない
ごめんね裕太
私はまだ前に進む準備が
出来ていません
まだ笑顔で裕太に
会うことは出来ないの
まだまだ裕太のいない毎日に
慣れる事も出来ないの
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翌日
休日という事もあり客足も多い中
お昼過ぎに
バッチリ髪をセットし
新しいネイルを施したサヨの登場
チケットを渡すと
ご機嫌モードで会場へ向かって行った
徐々に客足も減り始め
ヘルプ勤務の為に
他のスタッフより少し早めにあがって
店を出て
駅について
・・・・もう終わったのかな
なんて今更考えてる自分がいて
電車に乗って
何個か先の駅にある会場に
確実に裕太はいる
会いたくても
どこにいるかすらわからなかった
裕太がそこにはいる
チケットもないのに
会えるわけじゃないのに
気づけば進路を変えて
会場に向かう足
駅について外へと出れば
すぐ目に入った“裕太のいる場所“
近づくにつれ
あきらかにファンだと
思われる女の子達がたくさんいて
会えなくても近くにいたい
みんなそんな気持ちなんだよな
会場の中でも外でも
こんなにたくさんの人達を
魅了させてる裕太を感じて
・・・すごいね裕太
・・・やっぱり裕太はすごいよ
私も頑張らなきゃ
いつかここで裕太を見ても
笑顔でいれるように頑張るからね
裕太に届くように決意だけを残して
その場を後にした
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翌日
サヨ「すっごい神席でしたー!」
からはじまって
ガヤが・・・
ニカが・・・
おまけに玉ちゃんと目が合ってー
『玉ちゃん』の単語だけ
ドキッっと心臓が反応して
A「よかったね!
キスマイさんも私より
サヨみたいな子が来てくれて喜んでるよ」
「そんな事ないですよ」はなく
まんざらでもない表情を浮かべる
サヨが可愛かった
まっすぐで
自分の気持に正直で
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あこ(プロフ) - 恋してた7はやく読みたいです…楽しみに待ってますね! (2022年12月29日 23時) (レス) id: 6c9914bca6 (このIDを非表示/違反報告)
Moon - 恋してた7も気になりますね。早く読みたいです (2022年10月16日 7時) (レス) @page45 id: 9eb0a598a8 (このIDを非表示/違反報告)
Moon - 更新楽しみにしてますね、なるべく早く読めることを楽しみにしてますね (2022年10月10日 9時) (レス) id: 9eb0a598a8 (このIDを非表示/違反報告)
らな(プロフ) - 更新有り難うございます。めちゃくちゃ楽しみにしています。 (2016年1月11日 21時) (レス) id: 1669d566b3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりか(プロフ) - nicoさん» そうなんですね!わかりました!ありがとうございます。更新楽しみに待ってます(^^) (2016年1月11日 0時) (レス) id: 386ed09d7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nico | 作成日時:2015年12月7日 10時