恋してた_6[yuta_t]

Chapter239 ページ37

待ってましたとばかりに
上半身を起こし









サヨ「明日せっかくの休みで

朝からサロンとネイル

予約してたんですけどぉー

さっき沢木さんに呼ばれて

明日、店舗に

ヘルプで入れって言われたんですー！」









A「ん？それは急だね

なんかあったの？」









サヨ「なんか一人は

身内に不幸があって

もう一人は・・・

あれ？何て言ってたかな？

、、、、とりあえず！

他の店舗スタッフもいっぱいらしくて

沢木さん、私の予定も聞かず

じゃよろしく！以上！

みたいな・・・・ひどいですよね？」









A「へー、、、そうなんだ(笑)」









サヨ「もう！

何で笑うんですかぁー！

ひどいですよー」









A「ごめんごめん

ちょっと沢木さんの

モノマネ似てて(笑)」









口を尖らせたまま
もう一度突っ伏すサヨ









A「、、、、いいよ

変わってあげる」









すぐに起き上がり









サヨ「え？だってAさんも

あたし以上に

久しぶりのお休みじゃないですかー？」









A「でも私、特に予定ないし

あっ・・・

夜は予定決まってる？」









サヨ「サロンの後は

プラプラお買い物でも

しようかなぁーって！









A「そっか・・・

知り合いからさ

キスマイのチケット

貰ったんだけど行く？」









サヨ「えーっ！」








響く悲鳴









A「しーーっ！」








ペコペコしながら
周りを見渡すサヨ









サヨ「ホントにですかー？」









A「うん

もしよければ２枚あるから」









サヨ「行きます！行きます！

っていうかAさんは

行かないんですか？」









A「迷ったけど

きっと行ってもよくわからないから(笑)

せっかくもらったのに

席に穴あけるのも失礼だし

行ってくれるなら私も助かるよ」









サヨ「Aさん！神すぎます！」









A「神って(笑)

でもねチケット家にあるんだよねー

明日どっかのタイミングで

店舗に取りに来れる？」









サヨ「行けます！絶対行きますっ！」









A「わかった(笑)」









サヨ「っていうか

Aさんどんなルート

持ってるんですか？凄すぎます！」









A「まぁーちょっとね(笑)

さぁさぁ早く食べなきゃ

休憩終わっちゃうよ」









逃げるように
歯磨きセットを持って
席を離れた

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