Chapter226 ページ24
淡々と話す裕太の
言葉を聞くことしか出来なかった
言葉の先に裕太は何を見てるのか
考えながら聞くのに必至だった
裕太「きっとこれからも
この仕事をしている限りAには
辛い思いをさせる事になる
普通だったら
我慢させなくてもいい事だったり
考えなくてもいいこと考えさせたり」
裕太「・・・・でも俺は
自分の選んだ仕事を
自分が今いる場所を
手放す事は出来ない」
裕太「けど・・・それでも俺は
Aとのこれからを
諦めたくないって思う
ずるいかもしれないけど俺には
Aが必要だから・・・
だから・・普通の恋人同士のようには
いかないことがあっても」
裕太「って・・・ごめん
何が言いたいかわかんないよね？」
十分に伝わった意味を込めて
裕太の手をぎゅっと掴む
A「・・・裕太？
裕太が色々考えてくれてる事は
ちゃんと伝わってるよ
でも私が聞きたい事はいつだって変わらないよ」
裕太「ん？」
A「私は、、、これからも裕太を
好きでいていいんだよね？」
すぐにぐいっと引っ張られ
ぎゅっとされて
裕太「そうじゃないと俺が困る」
A「ん、大丈夫だよ
それなら自信あるから
任せて(笑)」
裕太の背中を優しく擦ると
裕太「ねーA？
ちょっと上に座って」
A「え？」
太ももをぽんぽんと叩く裕太
A「それ恥ずかしいんだよなぁ」
少し強引に裕太は私を引っ張って
自分の上に座らせ
後ろから私を抱きしめた
抱っこされたまま振り返ると
裕太の顔がすぐそこにあって
A「やっぱり恥ずかしい(笑)」
裕太「ね？写真撮ろ？
俺達って一緒に写真撮ったこと無いじゃん？」
A「え？今言う？
お風呂入ってすっぴんなのに」
裕太「いーのいーの！
はい、じゃー撮るよ」
カシャッ
A「もーせっかくの
初めての写真なのに・・・」
裕太「ほらもう一回撮るよ(笑)」
カシャッ
A「しかもルームウェアだし」
裕太「A？こっち見て」
A「ん？」
振り向いて・・・
チュッ
裕太「かわいい」
A「でもさっきまで・・・」
チュッ
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あこ(プロフ) - 恋してた7はやく読みたいです…楽しみに待ってますね！ (2022年12月29日 23時) (
レス) id: 6c9914bca6 (このIDを非表示/違反報告)
Moon - 恋してた7も気になりますね。早く読みたいです (2022年10月16日 7時) (レス) @page45 id: 9eb0a598a8 (このIDを非表示/違反報告)
Moon - 更新楽しみにしてますね、なるべく早く読めることを楽しみにしてますね (2022年10月10日 9時) (レス) id: 9eb0a598a8 (このIDを非表示/違反報告)
らな(プロフ) - 更新有り難うございます。めちゃくちゃ楽しみにしています。 (2016年1月11日 21時) (レス) id: 1669d566b3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりか(プロフ) - nicoさん» そうなんですね！わかりました！ありがとうございます。更新楽しみに待ってます(^^) (2016年1月11日 0時) (レス) id: 386ed09d7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nico
| 作成日時：2015年12月7日 10時
