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★Chapter9【ki】 ページ9

そして冒頭の
授業へと戻る・・・









梨花「私が

思い浮かべたのは・・・」



























「フォーーーッ

公開告白かよー」









梨花「え?何で?

そうじゃないよ

だって思い浮かんじゃったんだもん」









・・・そう

彼女は天然?アメリカナイズ?
人からどう思われるか
人からどう言われるか
そんな事は全く気にしない子

照れくさくて言えないことも
失礼になってしまうような事も
心に思ったことは全部口にするタイプ

彼女の言う事にいちいち反応してたら
まともには付き合えない









「今日はバレンタインだし

ちょうどいいじゃん」









「バレンタインとは無関係の

あんたが言うのもねぇ」









「うるせーよ」









「でもやばくない?

彼女の、、、

あっ彼女は夢の中だった(笑)」









机に突っ伏したまま
教室に飛び交う
冷やかしの声を聞きながら
もちろんぐつぐつと煮えたぎる感情









なぜ、張本人の声は聞こえない









その後も勝手に盛り上がる
人達を先生が制止して
終わりのチャイムが鳴る頃には
そんな事なんてなかったんじゃないか
っていうくらいにいつもの
教室に戻っていて









そのままHRが終わると
誰かに声をかけられる前に
すぐに席を立って教室を出た









トイレで酷い顔の自分に
愕然としていると

入ってきたのは
親友のツグミとサチカ









ツグミ「あーーーっ

疲れたぁー・・・」









サチカ「あれ?A早いね」









ツグミ「今日デートだから

気合い入ってるんだよねー」









2人にも昨日の事は話してない
鏡に向かってメイクし始める2人









サチカ「あーそっかー

バレンタイン=記念日だもんね」









ツグミ「そういえばサチカ

チョコは結局どうしたの?」









サチカ「んー・・・

一応買ったけど

やっぱりやめようかなー

どう考えても脈なさすぎて」








ツグミ「え?そうなの?

じゃー私にちょうだい」









サチカ「なんでよ(笑)」









サチカ「Aは?今年は

手作りだって言ってたよね」









ツグミ「おーさすがに

それは私の分もあるかな?」









サチカ「だからなんでよ(笑)」









鏡越しに私の異変に気づいたのは
隣りにいたサチカ









サチカ「・・・あれ?

Aどうした?」

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★mmiioo★(プロフ) - 短編!まさか翌日公開とは思わず朝からにやけた(*´∀`)♪高校生、なんかイイ! (2021年5月6日 7時) (レス) id: 9bdd0af86e (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - 最後の北山くんsideがなんとも言えずキュンとなりました!nicoさんの話大好きなのでこういう短編も読めて嬉しいです! (2021年5月5日 22時) (レス) id: 5b7031692d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nico | 作成日時:2021年5月5日 22時

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