無口な彼女_9 [hiromitsu.k]

Chapter390 ページ9

A「そうなんです

前ほどじゃないですけど

これからも来るみたいです

まぁ小説の事は一切話さず

お昼ご飯食べにって感じで(笑)」









宏光「マジで？」









A「なんだか

まだ納得いかないみたいで

でも言って来なくなるような人でもないので

諦めてますけど」









宏光「そっかー

まーそのくらいじゃないと

担当なんて務まんないのかもなー」









A「ですね」









・









・



　
　
　
　
　
　


A「・・・ヒロミツ」









宏光「えっ？」









A「あ、すいません(笑)

宏光くんの名前を考えてたら

あ、漢字とか

つい・・・」









宏光「あぁそういうこと

やっべーなんかちょっと

今、ドキッとしたわ」









A「すいません(笑)」









宏光「いや、謝んないでよ

そういうのなら大歓迎だから(笑)」









A「・・・はい(笑)

・・・宏光くんは

ひろいにひかりですよね」









宏光「そ、由来もそのまんま

広く光を与えられる人になるようにって」









A「すごい！

ちゃんと名前の由来通りに

なってますね」









宏光「んー

どうなんだろうねー・・・」









A「マスオさんも

候補の一つに光っていうのが

あげてたなー

あっ宏光くんもうその変でいいので

どうぞ、そこで吸ってください」








宏光「いや、いいよ

まだあるし」









A「大丈夫ですよ

あと、これだけなので

おかげで早く片付きました」









宏光「・・・そ？」









A「はい

ありがとうございます」









宏光「そっか

じゃー・・・

ベランダ行ってくるね」









A「えっ？

ここで大丈夫ですよ

外寒いですし

本当に気にしないでください」









宏光「いや、それこそ

気にしないで

ちゃんとコートも着てくから」









もう一度引き止めた私に
大丈夫大丈夫と言って
宏光くんはバルコニーに向かった









それから少し片付ける
スピードをアップして









一通り終わると
バルコニーにいる
宏光くんの背中に声をかけた









A「あのっ、、、」









振り向いた宏光くんは
少し驚きつつも









宏光「ん？どうした？」









A「私も・・・

私もちょっと出ていいですか？

あっそのままでいいので・・・」

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