無口な彼女_9 [hiromitsu.k]

Chapter430 ページ49

A「・・・おつかれさまです」









マスオ「先生どうですかー？

何度も言ってますが

月曜には入稿なので

それまでに最終原稿とタイトル

お願いしますね」









A「・・・わかってます」









マスオ「先生、そこは

絶対大丈夫です！ですよ？

月曜の入稿完了じゃないと

このマスオが最後まで

先生の作品引き継げないですからね？」









A「・・・はい、

大丈夫・・・だと思います」









マスオ「特にタイトル

先生、タイトル決めるの

遅い傾向がありますからね」









相変わらず痛いとこをついてくる









A「・・・はい

それも月曜、いや日曜日までに」









マスオ「絶対ですよ？」









A「はい」









電話を切って

やっぱり続きを・・・

ではなくすぐにおろしたアイマスク









・









・









prrrr









prrrr









prrrr









・・・。









A「・・・もしもし」









マル「あ、もしもし？

Aごめんね、

悪いんだけど明日も

行けなくなっちゃったー」









A「ん、わかった

大丈夫だよ」









マル「本当に？

火曜も行けなかったし、、、

最後に行ってから・・・

えーっと、、、最後は、、、

って１週間以上経ってるよ？

本当に大丈夫？食べるものある？

この前冷凍パスタのストックないって

話してたのに買うの忘れたし」









A「大丈夫だって

子供じゃないんだから

いざとなったら自分で買いに行くし」









マル「まー・・・そうか

ちょっと過保護になっちゃったね」









A「仕事？」









マル「あー・・・うん

まぁ仕事と言えば、仕事かな？

いや、違うかな？」









A「何それ(笑)」









マル「ちょっと・・・

仕事関係の人にお花見に誘われて」









A「あー・・・

ニュースで明日は

お花見日和ってやってた

サロンの人達と行くの？」









マル「・・・ううん

サロンで扱ってる商品の

営業の人に・・・急に誘われたの」









A「急に？」









マル「・・・仕事の休憩中

ランチしてたら

うちのお店に寄った帰りに

その人もたまたま

そのお店にランチしに来て」









マル「お互い、あっどうもってなって

もしよければ一緒にいいですかって」

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