検索窓
今日:1 hit、昨日:16 hit、合計:102,434 hit

Chapter413 ページ32

小洒落たカフェは
いくらでもあるけれど
あくまで今日は打ち合わせで
今回はマスオもいる事
そういう事も配慮されつつも
常にランキング上位の人気店だから
先輩のお店選びは
やっぱり完璧だなって思う

どこか楽しそうに
ケーキを選ぶマスオの顔を見て
あらためて実感した





担当と先輩とスランプの私

挨拶もそこそこに仕事の話はほぼなくても
話題はマスオの軽快トークで
話題は尽きない

来る前は、こんな状態で
どんな顔で会えばいいのかなんて
思ったりしたけれど
そんな風に構えてた自分は
すぐに消えてちゃんと笑えてた

マスオの次の打ち合わせの
時間が近づいてきて
お会計をしに先輩が席を立つと








コーヒーカップを片手に








マスオ「・・・どうですか?最近は」








そう言ってカップに口をつけた









私が首を横に振って









A「自分なりに・・・

環境変えてみたりしてみたんですけど」









A「そう簡単には

うまくいきません・・・

あれから止まったままです」



 
 
 
 
 

マスオ「・・・そうですか」
 
 







 
 




マスオ「でも・・・

そこは行き止まりじゃないですよ・・・」









マスオ「どんな結果になっても

今、先生が今いるのは

決して行き止まりじゃない

だから、まわり道してでもいいので

自分なりの道を見つけてくださいね」









優しくマスオは頷いて
でもすぐに









マスオ「って事で

このマスオが担当でいる限り

定期的に顔出しますから

最近、ちょっとバタバタしてて

お伺い出来てませんでしたが」








A「え?

私が言ったからじゃないんですか?」









マスオ「言うって何をです?」









A「だから、しばらくの間

訪問は控えて頂きたいと・・・・」









マスオ「えぇっ?

僕そんな事言われましたっけ?」








A「・・・。」









惚けてるだけなのか
本気で言ってるのかが
やっぱりわからない

Chapter414→←Chapter412



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (213 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2445人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

nico(プロフ) - ★mmiioo★さん» 返信遅くなりました汗マスオさんがいないとこの話成り立たないくらい超重要人物ですからね★ (2021年3月20日 22時) (レス) id: a2a8f67449 (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - マスオさんとのエピソードに感動!二人のやりとりはちぐはぐなようで息が合うようななんだか不思議とほんわかしながらよんでたんだけど。マスオーと叫びたくなった(笑) (2021年2月23日 8時) (レス) id: 9bdd0af86e (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - ★mmiioo★さん» 近かった分、離れた時は厄介ですね笑 色んな転機を迎える主人公乗り越えれますかねぇ。。。 (2021年2月19日 22時) (レス) id: a2a8f67449 (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - 家どうするのって思ってたけど、やっぱり今までのようには住めないよね( 。゚Д゚。) 宏光くん、マスオさん、大切な人がいなくなり主人公ちゃん、大丈夫かな。 (2021年1月29日 6時) (レス) id: 9bdd0af86e (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - ともさん» ありがとうございます★申し訳ありません、全く余裕がない為リクエストにお応えすることが出来ません泣 (2020年12月19日 22時) (レス) id: a2a8f67449 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:nico | 作成日時:2020年10月31日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。