オレンジ色の空に恋して33 ページ33
【yuta side】
止まらない涙を
気合いで止めようとして
裕太「あーーーーーーっ」
って少し大きめに出した声
らしくない声の大きさに
胸の中のAも
ちょっとビクッとして
体が離れて
A「何？
びっくりするじゃん(笑)」
泣きながら笑う顔を見て
また好きになって
好きすぎて
だからこそ憎らしくて
ぶつけたおでこ
裕太「もう、帰ってこないかと思った」
裕太「どんだけ会いたかったと
思ってんだよ」
裕太「シカトされんの
嫌だって言ってんじゃん」
そんな俺を見て
Aが笑って
ギュってされて
背中とかトントンされて
A「ごめんね」
A「・・・でも
私は寂しくなかったよ」
裕太「ほら、また
そういうこと言うじゃん」
A「だって・・・
うーたが毎日
近くにいてくれたんだもん」
・・・。
裕太「・・・もう、いいや」
A「いーの？」
裕太「帰ってきてくれたからもういい」
A「ん(笑)
ただいま、うーた」
裕太「おかえり(笑)」
・
・
Aのトランク引っ張りながら
一緒に帰る家までの道
裕太「あーなんか無性に
腹減ってきたなー」
A「私も！」
裕太「久しぶりの日本で
何食べたい？」
A「ピザまん！」
裕太「時期考えなよ
もう、夏だから」
A「あー・・・そっかー
じゃーお鍋！キムチ鍋がいいな！」
裕太「だから、話聞いてる？
大体時間考えなよ
こんな時間から鍋って・・」
A「それなら、うーたが決めてよ」
裕太「んー何あったかなー？
パスタとか？」
A「・・・ないな」
裕太「うどんとかそばとか？」
A「なんか、違う」
裕太「違うって、
決めさせる気、絶対ねーじゃん」
A「だって麺類しか
言わないんだもん」
裕太「はいはい、じゃー
Aさんが決めてください」
A「んー・・・もういいや
お茶漬けとかサラサラーっとで」
裕太「それは・・・」
裕太「ありだな！」
そんな会話をしながら
２人とも笑顔の帰り道
分岐点のない帰り道
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nico(プロフ) - ★mmiioo★さん» 返信遅くなりました。ありがとうございます★ (2022年10月5日 23時) (
レス) id: a66bfef085 (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - nicoさん、ヤッホー♪久しぶりの二人♥️癒されました(*´▽｀*) (2022年7月3日 1時) (レス) id: 9bdd0af86e (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - よしさん» ありがとうございます！私も久しぶりにうーたを書いてて楽しくて実はすごい短期間で書き終わってました笑あとこうやって好きって言わないの読者さん達とまた繋がれたことが嬉しいし本当にありがたいです！また別の作品でも繋がれますように☆ (2020年7月23日 14時) (レス) id: 86c3460ec6 (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - yuiさん» 嬉しい言葉をたくさんありがとうございます！オレンジverを書き終わってからずっと心の中に引っかかってた作品だったので私もハッピーエンドを書けてスッキリしました笑玉ちゃんの新作ずっと前から書きたいと思ったままつい脱線してしまってます笑 (2020年7月23日 14時) (レス) id: 86c3460ec6 (このIDを非表示/違反報告)
よし(プロフ) - オレンジverも素敵な完結ありがとうございました。どんな結末になってしまうのか、かなりハラハラしましたがやっぱり、最後は素直になれるハッピーエンドな二人がいいね。久しぶりにうーたとnicoさんに出逢えて嬉しかったです。また、楽しみにしてます。 (2020年7月22日 16時) (レス) id: 487383b8d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nico
| 作成日時：2020年7月3日 22時
