Chapter358 黒 ページ26
マル「ねぇ」
マル「何なの！？
この服のセレクトは？」
A「何って
見ての通りワンピースだけど」
マルが指すこの服とは
ただの真っ黒のワンピース
マル「靴は？」
A「玄関にあるけど」
ダダダダッと玄関に消えて
ダダダダッと戻って来たマル
マル「まっーーー黒！」
マル「アクセは？」
あげた右腕
両手で作った双眼鏡を作り
マル「あー見えた見えた
そのつけてるかつけてないか
わかんないくらいの
ゴールドのブレスレットが！
ついでに天井席から見る
アイドルくらい小さなピアスも！」
マル「あらら？もしかして
真っ赤なおパンツでも
お召になってらっしゃるのかしら？」
A「パンツも黒です
持ってくコートも黒ですバッグも黒です
まっくろくろです」
マル「もーーーー！
あれだけ言ったじゃん！
私とAが行くのはライブなの！
お葬式じゃないんだよ？」
マル「あっちからしたら
55000/1だよ？
そんな格好で行ったら
見つけてもらえるものも
見つけてもらえないよ」
A「ねぇ・・・」
マル「何？」
A「どうしても
行かなきゃだめかな？」
私にプラス出来るアイテムは
ないかとクローゼットを
漁るマルの動きが数秒遅れて止まった
マル「はい？」
A「・・・なんか
そういう、、、」
マル「もーしーもっ
Aが明日
一刻を争うような大手術を受けたり
Aの作品が
芥川賞とか直木賞とか
とにかくそういうレベルの賞に
選ばれてその授与式に
行かなきゃっていうなら
行かなくてもいいけどどっち？」
A「やっぱり・・・
何でもないです」
それ以上は何も言わなかった
寝る準備して
２人で入ったベッド
・
・
マル「・・・また何かあったの？」
A「ううん・・・何もない」
A「何もないのが
・・・つらい」
マル「・・・そっか」
マル「どうしても
行きたくないって言うならいいよ」
A「ううん・・・行くよ
宏光くんにも行くって言ったし」
こうやって最後は思いやる
マル「この際、私は１人でも行くけどね」
・・・。
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nico(プロフ) - 返信が遅くなってしまい本当にごめんなさい！まだ読んでくれてるといいのですが、、、。新しい章に移りさらに主人公は葛藤していきます。マイペースでの更新ですが最後まで読んでくれると嬉しいです。 (2020年11月7日 23時) (
レス) id: 86c3460ec6 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 検索でみつけて、一気読みしました。夕方、読み終えて…覗いたら追加されてて、嬉しかったです。主人公は葛藤してますね…(;_;)でも、宏光君の力でまた、書けるようになると信じてます (2020年8月8日 22時) (レス) id: a8ffbe2352 (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - nike32さん» コメントありがとうございます！恋してたは現在修正中の為終わり次第パスを外しますので少々お待ちください♪ (2020年8月1日 20時) (レス) id: 86c3460ec6 (このIDを非表示/違反報告)
nike32(プロフ) - 恋してたのパスワード教えていただきたいです＾＾ (2020年7月30日 10時) (レス) id: c0ced2ccb6 (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - ★mmiioo★さん» わお！長編なのにそれはそれはありがたいです！私も書いてる途中で遡りつつ読んでますが飛ばし読みに近いです笑酒豪っぷりもわかってくれたようで笑肝臓の数値は三人とも優秀という補足を入れておきます笑 (2020年7月23日 14時) (レス) id: 86c3460ec6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nico
| 作成日時：2018年11月18日 21時
