Chapter351 予想外 ページ19
その返事は
声には出さず適当に流した
それからお風呂に入って
ストレッチしながら
テレビを見てるマルの背中に
A「マルー？」
マル「・・・んー？」
A「私・・・
やめようと思ってるんだ」
マル「はぁぁぁーっ！？
何言ってんの！
もうこんなチャンス二度と
訪れないかもしれないっ、、、」
A「違う違う
コンサートの話じゃなくてっ」
勢いよく立ち上がったマルに
両手を差し出し静止
マル「え？違うの？
もーっ！驚かさないでよー」
A「・・・ごめん」
すぐにしゅんとした私に
小さくため息をつくと
マルはもう一度背を向け
ストレッチを再開
マル「で？違うなら何？
何をやめるって言うの？
あ、ついに禁酒？」
A「・・・それも違う」
マル「ですよねー(笑)
んー・・・じゃー何だろ？？
Aがやめたいもの・・・」
そう言うとマルはぶつぶつと
何か言っては
違うか、違うなって１人で
話をすすめてく
・
・
中々答えにたどり着かない
マルに少しだけイライラして
A「・・・磯谷リカ」
って呟く
マル「え？」
A「まぁ・・・やめるっていうか
正確に言うと書けなくなっちゃったんだ
自分なりに色々やってみたけど無理で
それで・・・もう潮時かなって」
マル「・・・。」
A「マル？」
マル「へー・・・
そうなんだぁー・・・
うー・・・いたたたたたー」
開脚しながら返ってきた答え
A「それだけ？さっきみたいに
何言ってんのって反対しないの？」
そう言うと動きは止まり
振り返って
マル「反対して欲しいの？」
A「そういうわけじゃないけど・・・
もっと驚くかなとは思ったから」
マル「私が反対したら続けるの？
書けるようになるの？」
A「それは・・・」
マル「そうじゃないんでしょ？
じゃー決まりじゃん」
ってまた体を伸ばし始めた
A「・・・。」
予想外すぎる答えに
返す言葉が見つからない
マル「・・・それだったか」
Chapter352 お見通し→←Chapter350 高揚
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nico(プロフ) - 返信が遅くなってしまい本当にごめんなさい！まだ読んでくれてるといいのですが、、、。新しい章に移りさらに主人公は葛藤していきます。マイペースでの更新ですが最後まで読んでくれると嬉しいです。 (2020年11月7日 23時) (
レス) id: 86c3460ec6 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 検索でみつけて、一気読みしました。夕方、読み終えて…覗いたら追加されてて、嬉しかったです。主人公は葛藤してますね…(;_;)でも、宏光君の力でまた、書けるようになると信じてます (2020年8月8日 22時) (レス) id: a8ffbe2352 (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - nike32さん» コメントありがとうございます！恋してたは現在修正中の為終わり次第パスを外しますので少々お待ちください♪ (2020年8月1日 20時) (レス) id: 86c3460ec6 (このIDを非表示/違反報告)
nike32(プロフ) - 恋してたのパスワード教えていただきたいです＾＾ (2020年7月30日 10時) (レス) id: c0ced2ccb6 (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - ★mmiioo★さん» わお！長編なのにそれはそれはありがたいです！私も書いてる途中で遡りつつ読んでますが飛ばし読みに近いです笑酒豪っぷりもわかってくれたようで笑肝臓の数値は三人とも優秀という補足を入れておきます笑 (2020年7月23日 14時) (レス) id: 86c3460ec6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nico
| 作成日時：2018年11月18日 21時
