〇〇な彼女〜STAY〜

続・マンネリな彼女7 ページ7

バ、バカヤロー！
酒に呑まれるくらいなら
酒なんてやめちまえー！









・・・なんて口が避けても言えず









Aおはよー!了解!

A体調は大丈夫なの?

Aとりあえずお仕事頑張ってね!








って返信して









・・・チーン。









このもやもやなのか
なんなのかわかんない感情を
どうしていいかわからず
うつ伏せになって
足をバタバタバタバタバタバタ









・









・









・









・・・起きるか









一通り朝の流れを終えて
目の前に広がる窓の向こうの景色は
今の私には無関係過ぎる
快晴の日曜日だった









そんな中私が選んだ休みの過ごし方は









コーヒー片手にテレビを見ながら
リビングのソファーでだらだら









・・・だらだらだらだら









そしてたっぷり寝たはずの身体は
気づけば再び夢の中へと誘われ
そんな私を現実世界へと引き戻したのは
部屋に響くスマホの着信音だった









・・・渉？









寝ぼけ眼で見た画面には
休日には珍しい人の名前









A「・・・おつかれー」









レン「あー・・・おつかれ

休みのとこ悪い」









A「ううん平気だよ

どうした？」









レン「今、会社なんだけどさ

サカイ飲料から借りてる

サンプル品って・・・」









A「私が持ってる」









レン「・・・やっぱそうだよな」









A「ん？必要なの？」









レン「これからマークスウェブと

最終打ち合わせなんだけど直前になって

クライアントがサンプルの現物を

見たいって言いだしてさ・・・」









A「あららー・・・

そうきたかー・・・」









レン「まーでももう時間ないし

大丈夫！なんとかする！

いきなり悪かったな、じゃ！」









A「あっ！ちょっと待って！」









レン「・・・ん？」









A「どこ？」









レン「え？」









A「打ち合わせ

どこでやるの？」









レン「丸の内だけど」









A「行く！」









レン「は？いいよ

お前休みじゃん

それに・・・」









A「本当に大丈夫だから！

で？打ち合わせは何時から？」









レン「・・・１４時」

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