Chapter37 ページ38
ミツキ「ちょっともう
やめなよこんな話
A達だってもうすぐ
戻ってくるし・・・」
マイケル「だよなー
こんなんA聞いたら
わんわん泣きわめくぜきっと」
ミツキ「だからそういう事もっ」
チハル「なぁーんだ
あたしてっきりニカは
Aだって思ってたからー」
マイケル「なーんだってなんだよ
もしかしてお前ニカに・・・」
チハル「だって彼氏が
ジャニーズとか
ちょっと自慢出来るじゃん?」
マイケル「うわぁー出たよ
これだから女はー」
カイト「でもわかんないって
Aはそういうの関係なさそうだし
別に好きじゃなくても
付きあってみて少しずつ・・・」
ニカ「ねーよっ・・・
あいつと付き合うくらいなら
一生誰とも付き合わない方がマシ」
マイケル「おー・・・」
ミツキ「だからあんた達
いい加減にやめなってっ!」
・・・。
・・・。
真夏の蒸し暑い公園で
何かが頬をつたう
冷やっとした感覚
「・・・A」
小さな声でアオイの声が聞こえて
我に返って慌てて
手のひらで拭った涙
アオイ「・・・大丈夫?」
・・・。
アオイ「A?」
アオイに返事する事なく
その場でガバっと立ち上がった
きゃーーっという悲鳴と一緒に
目も口も見開く男女の姿を複数確認
もちろんその中に
二階堂高嗣の姿も確認
ミツキ「ちょ、ちょっとA?
なんでそんなとこからっ」
草むらから出て
ベンチに座る
タカシちゃんの前に立った
驚いた顔のまま
私を見上げる
タカシちゃん
高嗣「・・・何だよ」
ばつが悪そうに
口を開いたタカシちゃんに
満面の笑みを浮かべると
マイケル「ははははっ(笑)
いきなり何だよ
オバケでも出たかと思ったわ(笑)」
カイト「だよなー(笑)
びっくりしたわ」
A「タカシちゃん・・・」
・・・顔の前に
突きつけた人差し指
A「安心して
死んでも好きだなんて
言わないからっ!」
A「じゃーねっ!」
そしてその日以来
私の王子様は行方不明になった
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nico(プロフ) - ★mmiioo★さん» 私の王子様ーどこどこー!?そもそも王子様なんているのか・・・いないのか・・・!? (2017年1月27日 21時) (レス) id: e3923fbf74 (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - うぉ!5年後!王子様を忘れたころに再会!どうなる?! (2017年1月25日 21時) (レス) id: 84a8c23914 (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - みぃさん» ツラタンパニタンスーリスリ♪いいですねww (2017年1月21日 22時) (レス) id: fb84f5aeac (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - kumiさん» タカシちゃんの本心・・・突き放して突き放して・・・突き放す?それとも・・・? (2017年1月21日 22時) (レス) id: fb84f5aeac (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - ゆうさん» あれ?あれあれ?ですよね・・・。どうなってくのか・・・待っててくださいー! (2017年1月21日 22時) (レス) id: fb84f5aeac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nico | 作成日時:2016年12月9日 21時