Chapter28 ページ29
高嗣「・・・。」
A「そんなこと言わないで
無理だよそんなの・・・
そんなこと出来るわけないじゃん
だって・・・・」
高嗣「・・・。」
A「女子のバスケ部だもん」
少しだけ間があいて
思いっきり眉間にしわを寄せて
パチパチパチパチと
瞬きを繰り返したタカシちゃん
意味がわからず
全く同じ顔をして
瞬きしかえすと
高嗣「・・・。」
高嗣「・・・ぶはっ(笑)
お前なんつー顔してんだよ(笑)」
A「え(笑)？
マネしたんだよ」
高嗣「そんな顔してねーから(笑)」
A「え？
じゃーこう？
もっと眉間に力を入れる感じ？」
高嗣「やめろ(笑)
まじキモい
近寄んな(笑)」
逃げようとするタカシちゃんを
その顔をたもったまま
A「待ってぇーよぅー
タカシちゃぁーーーん」
笑いながら
追っかけまわして
追いかけながら
ケラケラ笑って
追いつけなくて
ケラケラ笑って
今日あった嫌なことなんて
全部飛んでいった
思いの外はしゃぎすぎて
マジで疲れたと階段に
座り込んだタカシちゃん
その前に立って
さっき渡そうとした
ガムを差し出すと
ちょっと考えてから
伸びてきた手
それを見てガムをバックから
取り出しタカシちゃんの手に
乗せようとすると
高嗣「ガムって・・・
もっと普通の持ち歩けよ
ガキじゃーあるまいし」
A「ふーせんの実が
一番膨らむのー」
ジャラジャラ出して
自分にもジャラジャラ出して
タカシちゃんより
早く風船作ろうと
必死に噛み噛み
神社の境内は
さっきと打って変わって
本来の静けさを取り戻していた
タカシちゃんより早く
・・・早く
高嗣「お前はさー・・・
将来の夢とかあんの？」
噛み噛みモードは
一時中止して
A「私？
私はねー・・・」
高嗣「またお姫様とか
ぬかすんじゃねーぞ」
A「・・・わかってるよ
私今年１７歳になるんだから！」
高嗣「知ってるわ(笑)
・・・で、何？」
A「私はねー・・・
特に決まってないっすぅー」
高嗣「は？
今の流れは完全にある
って流れだろ
いつもおかしいんだよ会話が」
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nico(プロフ) - ★mmiioo★さん» 私の王子様ーどこどこー！？そもそも王子様なんているのか・・・いないのか・・・！？ (2017年1月27日 21時) (
レス) id: e3923fbf74 (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - うぉ！５年後！王子様を忘れたころに再会！どうなる？！ (2017年1月25日 21時) (レス) id: 84a8c23914 (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - みぃさん» ツラタンパニタンスーリスリ♪いいですねｗｗ (2017年1月21日 22時) (レス) id: fb84f5aeac (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - kumiさん» タカシちゃんの本心・・・突き放して突き放して・・・突き放す？それとも・・・？ (2017年1月21日 22時) (レス) id: fb84f5aeac (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - ゆうさん» あれ？あれあれ？ですよね・・・。どうなってくのか・・・待っててくださいー！ (2017年1月21日 22時) (レス) id: fb84f5aeac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nico
| 作成日時：2016年12月9日 21時
