Chapter26 ページ27
高嗣「は？行かねーし」
A「何で？
ここの神社お参りすると
気持ちがスーっとするんだよ？
願い事は叶えてくれるかは微妙な所だけど
小さい頃からずーっとやってる
私が保証するから行こ？」
高嗣「誰が行くかよ
こんなうさんくせー神社に
大体お前、怖いのーとか
言ってたじゃんかよ？」
A「怖くないよ
タカシちゃんいるもん！
それに私もちょうど
今日色々あって
神様に物申したいことあったの
だから行こ？ね？」
高嗣「行かねー」
A「・・・さっき痛かったなぁ
いきなり突き飛ばして来るなんて」
高嗣「は？」
A「コンパクト・・・
すっごい大事だったのになぁ・・・」
高嗣「・・・。」
A「・・・。」
高嗣「いい加減離せよっ」
バッと振りほどかれた手
でもすぐに笑顔になった
階段を昇り始めた
タカシちゃんの背中を
ニヤニヤしながら追っかけた
境内について
コインケース確認すると
A「あーーー
５００円玉しかないーーー！」
高嗣「いいじゃん入れろよ(笑)
いっつも世話になってんだろ？」
A「そうだけど・・・
さすがに５００円はちょっとー
神様だって高校生から
５００円はもらえないですよね？」
『そじゃのぅ』
高嗣「声変えて自分で言うな」
A「・・・ん？
私には何も聞こえなかったけど・・・
でもさすがタダでっていうのも
・・・無銭参拝？
になりそうだし・・・」
高嗣「だったら
さっさと帰んぞ！」
A「待って待って！」
じぃーっと見つめる
タカシちゃんのバック・・・
高嗣「お前ふざけんなよっ
人の金で願い事しようなんて
図々しいにも程があんだろっ」
A「違う違うっ
借りるだけっ！ねっ？
１円でもいいし
とりあえず１００円以下なら
約束する！ちゃんと利子つけて返すから」
A「おーねーがーいー」
いつも通りそれはそれは
大きなため息をつかれ
財布を取り出したタカシちゃん
高嗣「最高にめんどくせーな」
そう言いつつも
手のひらに小銭を
ザーッと出して差し出された
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nico(プロフ) - ★mmiioo★さん» 私の王子様ーどこどこー！？そもそも王子様なんているのか・・・いないのか・・・！？ (2017年1月27日 21時) (
レス) id: e3923fbf74 (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - うぉ！５年後！王子様を忘れたころに再会！どうなる？！ (2017年1月25日 21時) (レス) id: 84a8c23914 (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - みぃさん» ツラタンパニタンスーリスリ♪いいですねｗｗ (2017年1月21日 22時) (レス) id: fb84f5aeac (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - kumiさん» タカシちゃんの本心・・・突き放して突き放して・・・突き放す？それとも・・・？ (2017年1月21日 22時) (レス) id: fb84f5aeac (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - ゆうさん» あれ？あれあれ？ですよね・・・。どうなってくのか・・・待っててくださいー！ (2017年1月21日 22時) (レス) id: fb84f5aeac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nico
| 作成日時：2016年12月9日 21時
