chapter16 ページ17
その場にしばらく
立ち尽くしていた
少しして確認した
携帯電話のメモリには
"二階堂"
で登録された
タカシちゃんの連絡先
たった1件のメモリで
携帯が一気に重く感じて
また確信した
やっぱり私の王子様は・・・
すぐそこに・・・
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その日の夜から
毎晩天窓に向かって携帯を
かざすのが日課になった
タカシちゃん
いつ連絡くれますか?
タカシちゃん
私のメール読みましたか?
タカシちゃん
メールの打ち方知ってますか?
タカシちゃん
とりあえず通話ボタン押しませんか?
・・・タカシちゃん
・
・
気づけば春休み
しかーし!
諦めかけたタカシちゃんとの
次の再会は意外なとこからやってきた
ユウカ「だから
みんなで会おうってなって
もちろんニカも」
A「なぜにそうなるの?」
ユウカ「なぜにって
だってその場にニカもいたんだから
そうなるの当然でしょ?
とりあえずよかったじゃん」
A「うーーーん
非常に納得いかないけど
非常に嬉しい」
〜ながれまとめ〜
ユウカとカイト
→特に何もないとの事
ユウカとチハル
→チハルも中学の同級生で
ユウカと同じ高校
ユウカとチハルと
カイトとタカシちゃんチームが遭遇
→久しぶりにみんなで会おう
私
→まーじー?
二階堂高嗣どうなってんだ!?
でも会えるならいいか・・・
っていう流れ
それから驚く速さで
決まった再会の日
女の子はチハルも入った4人
男の子はマイケル(名字が富岡)と
アオイを入れた4人
軽いプチ同窓会状態で
人数が人数だけに
集まったのは地元のカラオケ
まー正直このカラオケは
私にとってはとっても微妙で
ノリノリチームが盛り上げ
私は終始若干ムスッとした
タカシちゃんをちらちら盗み見に専念
あぁ話したい・・・
そんな事考えながら
盗み見が忙しすぎて
歌う気分なんてゼロだったのに
なんか歌えとマイケルが
あまりにもしつこいから
渋々パートオブユアワールドを
【完璧】に歌い上げると
スゲーと絶賛され
ついでにもう1曲と
ホールニューワールドまで歌わされた
こちらももちろん【完璧】!
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nico(プロフ) - ★mmiioo★さん» 私の王子様ーどこどこー!?そもそも王子様なんているのか・・・いないのか・・・!? (2017年1月27日 21時) (レス) id: e3923fbf74 (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - うぉ!5年後!王子様を忘れたころに再会!どうなる?! (2017年1月25日 21時) (レス) id: 84a8c23914 (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - みぃさん» ツラタンパニタンスーリスリ♪いいですねww (2017年1月21日 22時) (レス) id: fb84f5aeac (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - kumiさん» タカシちゃんの本心・・・突き放して突き放して・・・突き放す?それとも・・・? (2017年1月21日 22時) (レス) id: fb84f5aeac (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - ゆうさん» あれ?あれあれ?ですよね・・・。どうなってくのか・・・待っててくださいー! (2017年1月21日 22時) (レス) id: fb84f5aeac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nico | 作成日時:2016年12月9日 21時