無口な彼女 [hiromitsu.k]

Chapter31 マスオという男 ページ32

マル「っていうか・・・」








マル「まだ指輪見つかってないんだ？」







A「あーうん。もう諦めたー」








マル「隣人には聞いてないの？」








A「いや、それがさ・・・」









ダイジェストで説明した経緯








マルは時々笑いながら話を聞く
そしてやり取りが続いてる事を言うと









マル「何それ？

この時代に文通？」









A「私もよくわかってないんだけど」









マル「っていうかどんな人？

Aが外界の人間と繋がるなんて

何か惹かれるものがあるとか？」









A「だから自分が一番謎なの

しいて言えば・・・

生活環境を守る為？」









マル「何だそれ(笑)

で、どうなの？かっこいいの？

前の住人もなかなかだったでしょ？

っていうかその前は・・・」








A「俳優の松山・・・なんとか！」








マル「それだ！で？」









A「んーーーー？

かっこいい？そこまでちゃんと

見たわけじゃないしなぁー」









マル「じゃー神と隣人なら？」









A「神！」








マル「そこは揺るがないね(笑)」









A「っていうかそう！

神の話でももう一つ話があって」








・・・今度はマスオからの話を説明








マル「マジで？？？

っていうかそれからは？？？」








首を横に振った









A「もう結構経つし・・・

だからさ話半分くらいに

聞いといてよ・・・

もしかしたらチケットを

プレゼしようとしただけかも

しれないしさ・・・

誰かと行っておいでーみたいに(笑)」








マル「でもマスオは

はっきり誘いに来たって言ったんでしょ？」









A「でもあの人結構適当な所

あるっていうか・・・

この前もさ来る途中に

コンビニにいるんだけど

お昼ごはん何かいりますか？って連絡来て

じゃーお蕎麦って言ったら・・・・」









A「わざわざ下のスーパー行って

乾麺、買ってきたんだよ？

んで、茹でてる横で自分は

コンビニの冷やしうどん食べてたからね

なぜ私にコンビニにいると

伝えたんだろうって・・・」









マル「マジで(笑)？

先生にコンビニのそばは

食べさせられないって思ったのかな？

っていうか前もそんな事なかった？」









A「あるよ！あるあるだよ！

近くのスタバにいるっていう時も

コーヒー頼んだら

真冬にアイスコーヒーとか」

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