Chapter24 消去法 ページ25
２人の会話をよそに
『最後』
『諦める』
その言葉で
頭がいっぱいだった
準備を終え
バーベキュースタート
暑さ残る夕暮れ時
でも東京の空気とは全く違った
まだ明るいうちから
のんびりごはん食べて
まわりには安心できる
いつもの顔ぶれ
今、この時を一緒に
楽しめる人達
みんな笑い声と時折吹く風が
心地よかった
食べ終わって片付けをして
みんなでくつろぐリビング
引き続きあまった
スイカを１人パクパク
ホノカ「あーっ！
花火買うの忘れた」
ガク「あーすっかり忘れたな」
ホノカ「ガク！ちょっと
走って買ってきて！」
ガク「１番近い店まで
何キロあると思ってるんだよ(笑)」
ユウ「俺はもう飲んだから無理だぞ」
サクラ「じゃー私運転してあげるよ」
ホノカ「えっいいんですか？」
ガク「じゃーついでに
お菓子も買ってきて」
ホノカ「ちょっと何言ってるの！
ガクも行くよ！ほら！早く立って！」
ユウ「じゃー俺のタバコも買ってきて」
サクラ「何言ってるの！
慣れない車、運転するんだから
ついてきてよ」
そんな会話を聞きながら
ここ残る人を消去法で考える
・・・この展開は
同じように黙って様子を伺ってる裕太
何となく気まずい・・・
A「うーたも行ってきていいよ？
私スイカ食べながら留守番してる」
裕太「いーよ
俺もいる・・・疲れたし」
そのままソファーに寝っ転がった
サクラ「よしっ！
じゃー行こう！
なんか欲しいものある？」
A「いえ！大丈夫です」
サクラさんは次に
裕太に視線を向け
でもその先には
目を閉じひっくり返ってる裕太
A「ちょっと！うーた！」
呼びながら叩いた裕太の太もも
裕太「痛っ！」
A「なんか欲しいもの
あるかって・・・」
裕太「あっ・・・大丈夫です」
サクラ「わかった(笑)
じゃーなんか思い出したら
電話して」
A「わかりました」
慌ただしく４人が出て行き
急に静まり返る部屋
・・・まさかの２人きり
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nico(プロフ) - あすかさん» コメントありがとうございます★主人公に訪れた新たな恋の予感・・・次は移行しての公開になる予定なのでしばし更新をお待ちください♪ (2016年2月25日 10時) (
レス) id: 4943dbdf4d (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - こんばんは！更新ありがとうございます。サク先輩とお付き合いするのかなぁーと…次の更新も楽しみにしています^^ (2016年2月24日 23時) (レス) id: bb0c6b0d43 (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - ちゃんたまさん» コメントありがとうございます！今回『切なさ』をテーマに書き始めてしまって現在ラブラブ要素ほぼないですが（笑）ハンカチ用意して最後まで読んで頂けると嬉しいです！ (2016年2月23日 13時) (レス) id: 4943dbdf4d (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんたま(プロフ) - こんばんは!!私はラブラブが大好きなのに…nicoさんのお話にはいつも引き込まれ泣かされてます。今は辛くてもいいから最後はハッピーエンドを願ってます。更新楽しみにしています。 (2016年2月23日 2時) (携帯から) (レス) id: f953fb9fa5 (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - あすかさん» コメントありがとうございます！また一気に読んで頂けて嬉しいです！大人になればなる程切なさって増す気がします。。。そんな主人公の恋心に注目して読んで頂けると嬉しいです★ (2016年2月21日 23時) (レス) id: 4943dbdf4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nico
| 作成日時：2016年2月14日 0時
