Chapter97 夏の終わり ページ3
既に動き出していた車
裕太「で、家どこ？」
A「真逆
そしてここＵターン禁止」
裕太「何で言わないの？」
A「勝手に走り出すからでしょ」
裕太「・・・。
逆方面なんだよね？
どこで曲がればいいかな」
ナビを見つめる裕太に
青看板を見つめる私
A「うーた明日仕事？」
裕太「夕方からね」
A「そっか
・・・じゃーさー」
A「海行きたい！」
裕太「は？」
A「明日で夏休み
終わっちゃうのに
何も夏らしい事してなくて
・・・ね？お願い！」
裕太「今、何時か知ってる？」
A「知ってる」
A「この車だって
海行きたがってるよ？
もうすぐ私、お誕生日だし！」
裕太はため息を１回ついて
Ｕターンすることなく車を走らせた
行きの車では
家族の話
一人暮らしの話
仕事の事
話す事はいっぱいあった
１時間程で到着した海
車を停めペットボトルを
持って適当な場所に並んで座った
A「んー・・・
久しぶりに海の匂いー
・・・やばいなんか
テンションあがってきた！」
裕太「俺はちょっと前に
来たばっかりだけどね」
A「・・・焼けてるよね？
サーフィン？」
裕太「そ」
目があって・・・
「『痩せたね』」
A「かぶった(笑)」
裕太「・・・ちゃんと
食べてんの？」
A「食べてるよ
先輩達に最初はすっごい太るか
すっごい痩せるか
どっちかだよって言われた」
A「でも今は食欲より
睡眠欲が勝ったからかな」
裕太「忙しいんだ？」
A「ううん私なんて
まだまだ全然な方
でも通勤時間が結構かかるから
それで一人暮らし始めたの」
A「うーたはあれでしょ？
玉ねぎ裕太！」
裕太「玉ねぎ裕太って」
A「相変わらずママも妹も
裕太の大ファンだから
家のテレビ裕太率高くて(笑)」
裕太「あざーっす(笑)」
A「なんか新しい番組も
始まったんでしょ？
ちゃんと見てなかったけど妹達
悲鳴あげてたよ？(笑)」
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あき(プロフ) - 切ない切ない(;_;)好きって言いましょって思っちゃうんですー！ (2016年3月21日 19時) (
レス) id: cb44763b7d (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - ゆっぴさん» コメントありがとうございます★宮田くんはこれからも引き続き登場します(笑)和らいだ切なさは・・・主人公が必死に自分の気持ちを抑えてなり立ってると考えるとやっぱり切ないんですけどね(笑)これからもぜひ読んで下さい★ (2016年3月21日 19時) (レス) id: 4943dbdf4d (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴ(プロフ) - 初めて投稿します！ドキドキ切なくとても楽しく 読ませていただいてます♪毎日更新楽しみにしています！宮田さんが登場してからなんだかほっこりした気持ちも加わり、更に読むのが毎日楽しみです！素敵な作品ありがとうございます♪ (2016年3月20日 23時) (レス) id: 50e4d53099 (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - 愛玉さん» 愛玉さんコメントありがとうございます★これからも宮っち登場します(笑)少しずつ変わっていく関係。その先にある未来。それは・・・ドキドキしながら読んで下さいね(笑) (2016年3月20日 19時) (レス) id: 4943dbdf4d (このIDを非表示/違反報告)
愛玉(プロフ) - nicoさん» 今回は切なくなく、ほっこりした気持ちで読めました！宮っちの力って凄いですね☆2人の雰囲気も良くなって、これからどーなっていくのかドキドキします！続き楽しみにしてますね。 (2016年3月20日 10時) (レス) id: 616fe441e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nico
| 作成日時：2016年3月12日 17時
