Chapter41 いつもの三人 ページ42
キーコ「ちょっと!
大丈夫?」
しれっとした顔で
おしぼりを置くダイチ
九死に一生を得て
A「ダ、ダイチ知ってたの!?」
ダイチ「だって結構
有名じゃない?
それに最初来た時、自分から
挨拶してくれたし・・・」
A「私が気づいてない事は
わかってた?」
ダイチ「どうだったかなー?」
A「ちょっとー・・・
何で覚えてないのー!
何となくわかるでしょ?
雰囲気で・・・
あっ気づいてない?みたいに」
ダイチ「んーでも
途中で言わないでって言われたんだよ
なんか自分の口から
ちゃんと伝えたいからって」
キーコ「いやぁーん!何それー!
キュンキュンしちゃうー!」
A「しないから!!」
キーコ「もうー!ヒロトといい
その彼といいどんだけ
アイドルキラーなの?」
A「キラーって何?
キラーじゃなくて
振り回されただけだよ」
キーコ「まー・・・
ヒロト最後の態度は
確かにないなーって思ったけど
今となっては若さっていうか
痛い部分つつかれて
引けなくなったっていうか・・・
ねーダイチ?」
適当に頷くダイチ
A「・・・ヒロトと繋がってたんだよ」
思い出した記憶についても
追加で説明して
A「ね?ありえないでしょ?
結局はヒロト同じ」
キーコ「堅いなぁ!
そんなもんだって!
私だって無理だもん!
食べられない!そんなの!」
A「だからそうじゃなくて・・・
ヒロトだって自分の納得のいくような
感じじゃなかったかもしれないけど
それでも誰も見てないところで
必死にダンスの練習とか
頑張ってるのみてたし・・・」
A「だからこそそんなヒロトを
応援してくれる人の気持ちを・・・
迷惑がるような事して
ほしくなかったんだよ」
キーコ「Aちゃんは
変なとこまじめちゃんだからね
ガツンと言ってくれる相手がいただけでも
ヒロトは幸せだったよ・・・
こんないい子手放すなんて!
私だったらチョコは私のだけ!
なんて言われたらキュンキュンしちゃうもん」
A「なんか・・・
褒められてる気がしない」
キーコ「肝心なのは今でしょ?
過去なんてみんないろいろあるんだから!
今を見てあげなきゃ!」
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nico(プロフ) - 由貴さん» コメントありがとうございます!藤ヶ谷くんのイメージを壊さないように書いていければって思ってます★ (2016年2月19日 0時) (レス) id: 4943dbdf4d (このIDを非表示/違反報告)
由貴(プロフ) - こんばんは!!凄く良いですね!!太ちゃん格好いいです!! (2016年2月18日 1時) (レス) id: bf39404b50 (このIDを非表示/違反報告)
nico(プロフ) - ゆなさん» コメントありがとうございます!これからも明るい要素を取り入れラブコメチック全開で頑張ります! (2016年2月15日 22時) (レス) id: 4943dbdf4d (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - おもしろいです(^^)時折クスクス笑ってしまう会話とか最高です(笑) (2016年2月15日 20時) (レス) id: 8abb1e480e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nico | 作成日時:2016年2月7日 13時