短編集 (ページ26)

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作者よりページ26

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お久しぶりです。

数か月更新をしない間に、より多くの方々に読んでいただけていたことをとても光栄に思います。
ありがとうございます。

アルバイトと学業を繰り返す毎日を過ごしているとふとした瞬間に書きたいと思う情景が浮かんできますが、中々書く時間を作れず、数か月更新が滞ってしまいました。
待っていてくださった方には大変申し訳ないです。

明日から、少しずつ書いていけたらいいなと思っていますので、またお付き合いのほどお願いします。

りんちゃ

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ショートストーリー

『風呂上がりのビールと Ki 』

今日も１日ドラマの撮影だった。

ほとんどのシーンは、スタジオでの撮影だから快適に過ごせるけど、少しでも外のシーンがあると汗が止まらない。
それに加えて、一度外に出てしまうと中々スタジオには戻れないからジリジリと足に伝わってくるアスファルトの熱を何時間も感じなくてはいけない。

冬には感じない疲れを自宅まで持ち帰り、ソファに横になる。

局内でシャワーを浴びたとはいえ、マンションのエントランスから部屋に入るまでも汗ばんでしまうから、あまり横になりたくはないのが本音ではある。

「やっぱり風呂に入ろう」

風呂に入ると疲れがとれるとか、ニュースで言ってた気がするし、何よりも風呂上がりのビールが呑みたい。

怠い体を無理矢理動かして風呂場に向かう。

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風呂に入ったらなんだかスッキリした気がする。
疲れているのに変わりはないが、なんだか気分は良くなった。

「さぁ、ビール♪ビール♪」

気分良く冷蔵庫を開けると、俺の好きな銘柄のビールが1本と、何かのメモ書きがあった。

″今日も1日お疲れ様。明日も頑張ってね。
ビールは飲み過ぎないで、早く寝るんだよ！″

「お母さんかよ...笑」

自分も忙しいのに、俺を気遣ってくれる太輔にニヤケが止まらなかった。

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リアル寄り FさんとKiさん
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お仕事が落ち着いたらふたりともゆっくり休んで欲しいなと思ったのがきっかけで出来たお話。