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Ki side
まさか、藤ヶ谷がいるとは思わなかった。
確かに、「今日は帰りが遅くなる」と連絡は来ていた。
まあ、人見知りの藤ヶ谷が好んでくる場ではないから、
きっと二階堂に泣きつかれたんだろう。
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俺が入ってきてから、2:2と1:1に自然と
分かれたことが非常に気に入らなかった。
向こうの女は、そうとう藤ヶ谷がタイプなのか
かなりの至近距離で迫っている。
でも、藤ヶ谷はこういう場に来るような女が好きではない。
まあ、俺という可愛い恋人がいる時点で、
相手にされずに終わるだろうと思ったら
楽しくなってしまう。
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あぁ、藤ヶ谷に相手にされなかったのか。
明らかに落ち込んだ姿をしている女を見て笑みがこぼれた。
まあ、断ったと言っても藤ヶ谷は重罪だな。
顔も良くて、気づかぬ間に相手を気遣って、
知らぬ間に惚れさせてしまう。
藤ヶ谷は罪な男すぎる。
これは、からあげくんのREDを買わさなきゃ気がすまないな。
それと家に帰ってから、
たっぷり俺を愛さなきゃ絶対に許してやらない。
と思いながら、藤ヶ谷の荷物と俺の荷物を持って
藤ヶ谷がいるであろう階段に向かった。
大学生FとKi
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今回のお話の関係性は、
藤ヶ谷さんと北山さんが同棲3年目、交際歴6年目のCPです。
また、藤ヶ谷さんと二階堂さんは同じ大学。
北山さんと二階堂さんはバイト先が一緒という関係になります。
そして、新年あけましておめでとうございます。
今年も1年頑張りますので、見守っていただければ嬉しいです。
そして、度重なる更新遅れ申し訳ありません。
これからは、なるべく早く更新できるよう頑張ります。
では、また次のお話のときにお会いしましょう。
りんちゃ
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作者名:りんちゃ | 作成日時:2018年12月18日 22時