サプライズ ページ38
あの事件から3か月過ぎた、暖かくなって心地よくなってきたかと思えばすぐ夏が来て
朝晩には秋の涼しい風が窓辺に吹き込むようになっていた。
あれから葵とも別れ、悠ねぇとは全く連絡が取れていない
銃兎さんはあの事件の後始末やらなんやらで追われている。まあ事件の内容が内容だからね。
仕方ないと思いながら、今日もバイトという名のマネージャーの仕事をしている
…といっても電話を取ったり、パソコンで打ち込み作業をしたりが多いけどな
ほとんど本人たちの都合を優先することが多いし
私は夏休みだし、今日は家で仕事しようと思い、ノートパソコンとにらめっこしていたら、左馬刻からの電話がかかってきた。
…まあ仕方ないなと思いながら着信ボタンをタップする
『…はい、なに?』
「急だけど、お前そこに向かってくれねぇか?」
『は?私まず仕事中。
と不満をこぼしたら「住所は後で送るから今は外出する準備でもしとけや」と言われブチっと切られる。
一方的すぎるだろ…と思いながらも少しは準備を進める
そして左馬刻から送られてきた住所に向かうと、そこは結婚式や披露宴などを行うホテルが立っていた
昔から教会でウエリングドレスを着て結婚式が出来たらいいなって思っていた
そんな夢が叶うの?そんなわくわく感でいっぱいだった
受付に向かい“入間です。”と言ったらすぐにたくさんのドレスが並んでいる試着室に通された。…まさにあこがれていたドレスがたくさん並んでいる。
すごい…と思いながらドレスを眺めていたらノックされる。多分銃兎かな?と思い返事をするとひょこっとピンク色の髪の毛のした男の子が入る…そうか本業はデザイナーだったな。この人
「もーっ、ボクのこと忘れてたでしょー!」と可愛くむくれる飴村乱数さん
『お久しぶりです。らんちゃん』
乱ちゃんがいうには昨日左馬刻から「結婚式するからお前が仕立ててやれ」と言われ来てみたら左馬刻達でなく、私たちの結婚式を挙げるときかされたらしい
『というか今日結婚式挙げるって初耳なんですけど!!』
「ボクってば余計なことまでしゃべっちゃったかな〜ごめんね☆」
『そんな、私お手入れとかちゃんと出来てないよ…』
「そこは安心してよ、僕のメイクアーティストにきてもらったから♪」
入ってきてと言われ入ってきたのは私の姉である悠だった。
64人がお気に入り
「ヒプノシスマイク」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
空炭 - 面白いです!頑張ってください! (2019年8月8日 11時) (レス) id: 5799ba3b34 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:めぐみん | 作成日時:2019年6月10日 22時