【ヒプノシスマイク】うさポリさんとの破天荒な結婚生活【入間銃兎】 (ページ21)

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裏目 * J side ページ21

ようやく西園寺のヤサをとらえることができた
そこは、人目につかないところ
コンテナヤードの一角

そこでは薬のやり取りが盛んにおこなわれていると前から目をつけていた
…がヨコハマの御曹司様がこんなものに関わっているとはな
しかもガキどもを使って

すぐに左馬刻や理鶯に報告し、突入作戦に乗ってくれると言ってくれた
そして突入経路等を伝える

ミーティング後、やはりいつもこことぞばかりにうるさい女(A)がいないことが寂しいと思ったのか、左馬刻がAに連絡を入れた。

「彼奴は絶対に俺に逢いにくる。」か…
その言葉を信じて俺はヨコハマ中をパトロールしているのだが、なかなか見つからない…
だが、大学にいるのではと思い、大学で聞き込みしているがなかなか見つからないどころか講義は終わっているとのことだった

もしかしたらもうヨコハマ(ここ)にはいねえんだろうか、いや彼奴本人が言っていたんだ
今は彼奴本人のことを信じるしかない

俺の携帯に部下から電話がありそれにでた

「はい、入間です」

「Aさんがみつかりました。」

そこで柄にでもないくらい声をあげてしまう。どこにいるんだと聞くと、もう署を飛び出して俺を探していると言っていた…
全く人の話を聞かない人なんだから…
自分勝手にもほどがあるだろ。ほんと、お前はバカか。

その３０分後、信じられない無線が入った

「ヨコハマＣ区画で人身事故発生、繰り返すヨコハマＣ区画で人身事故発生
被害者は歩道にて倒れている模様。」

俺が一番その事故現場に近いため
まさかと思い、その事故現場に向かおうとしたその先また無線がはいる

「被害者の身元判明。被害者ヨコハマ大学学生の…」

それ以上言うな…

「…入間A」

無線の言葉を聞かず、その場に向かう。そこには
車を乗っていた奴を４人がかりで抑え込んでいた

そして、頭や左腕脚から血がだらだら出ていてタオルで止血している人々
その中央にすでに意識を失いかけ、頭から出る血が青い髪を赤く染め上げていたAがいた…

私はすでに手配してあった救急車に同行し、現場のことは部下たちに任せ救急車に同乗し
何が起こっているのか分かっていないAと一緒に病院へと向かった