【ヒプノシスマイク】うさポリさんとの破天荒な結婚生活【入間銃兎】

西園寺 ページ15

先ほど銃兎さんがカフェで話したことを思い出せる限り話した

西園寺チャイルド計画の内容
そして…その要が兄である司。ただし、司だけではそれが実現できないので葵を追っている。
だから私は葵を守る必要があった。


「あんた…よくあの警察官に逆らえたね…」

『だって…なんか子供を利用してまでって思っちゃってさ。そりゃ私も解決してほしいとは思ってるけども』


「あんた、それ危険があるのを承知の上で言ってるんだよね？」と言われ頭にハテナが浮かぶ
え、ヨコハマ市内の話でしょ？それならヨコハマから離れたらいいんじゃないかという浅はかな考えは覆される


「あのね…、それってあんたにも危険が及ぶってことなのよ分かる！？」

『いやだから…』

「私あの人みたいに賢くないし、話もAから聞いただけだけど…このままヨコハマだけじゃなくて他のディビジョンにも危険が及ぶってことよ！ついでに私も巻き添えを食らう。」


そうか、ターゲットがヨコハマにいないと分かれば他のところで…
万が一葵の身元がバレたら…！！！


「やっと分かったみたいね。」

『…それでも私は葵を守りたい。これは嘘じゃない。悠ねえを巻き込んでしまったとしても…』


私はすやすやと眠る葵を見つめる
年相応に純粋で、一言でいうと可愛い…！


「それは分かる。だからこそ、銃兎さんは…」

『私…もうすぐ大人なんだよ！？…いつまでも守られてばっかでいられたくない…！
それに、私は…』


「もういい、本当に好きなんだね。」

『うん…』


銃兎さんには突き飛ばすことを言ってしまったが、本当は銃兎さん好きだ
だけども、葵も好きで…
でも葵はなんで私についてきたのだろう。本来なら…


「本当に頑固なんだから、Aは。」


葵が言ってた、「Aに助けられてよかった」と
ねえ葵、なんで私についてきてくれたの？
こんな不安定でいつ壊れるかもわからない私に…



ねえ葵…いつになったら本当に貴女を救い出せるの？

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