【ヒプノシスマイク】うさポリさんとの結婚生活【入間銃兎】 (ページ48)

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昼食食べてたら突然電話がかかってきた。
相手は昨日再会した悠ねぇ。

私は緊張した面持ちで電話に出る。

｢もしもし？A？｣

『…悠ねぇ？』

え？こんな明るかったけ？と言うくらい明るくて驚きが隠せない。｢そうだよ！昨日登録したんでしょうが！｣とあっけらかんとした声

その後、LINEしたのになんで返してくれなかったのよ！と言ってきた。ああ、あの後銃兎さんと…なんて言えるわけない。

｢今大学に通ってるんだっけ？用事無かったらちょっとショッピング付き合ってよ？？｣

私まだヨコハマいるのよとつけ加え、｢うん、3時前には終わるからいいよ。｣と承諾し、電話を切った。

そして講義が終わって、大学の外に出たら悠ねぇが外で待っていたのだった。

『えっと悠ねぇ、昨日は…』

｢あぁ、大丈夫大丈夫！私こそいきなりごめん！｣

『あ、えっと…』

｢ここじゃなんだから、カフェいこ！｣

＊＊＊

来たのは大学近くのカフェ
私もよく大学終わりにくるのですっかり常連だ。
ここのパンケーキが美味しいんだよねぇ…

｢あ、パンケーキ食べよっかなー？｣

『あれ？甘いもの苦手じゃ』

｢これくらいなら平気よ。すみませーん！｣

そう言って店員さんにパンケーキを頼む。
私はベリー系が乗っているパンケーキで、悠ねぇはチョコがかかってるパンケーキとコーヒーを頼んだ。

そして、ぽつりぽつりと話を始めた。

銃兎さんとの出会いから結婚に至るまでの経緯、そして銃兎さんと共にしていく覚悟。

『銃兎さんは口ではあんなことを言ってるけど、根は悪い人じゃなくて、むしろ優しい人なの。心配性が故にあんなこと言う人なんだ。』

だから彼のことを守りたい。そう心から願うんだ。
そして、悠ねぇのこと。
何も言わずに出て行ったことが悲しかったこと。仕方ないとはいえ連絡が取れなくなったことの悲しさ。本当は悠ねぇに銃兎さんを紹介したかったこと。心の中に全て思っていることを全て吐き出した。

そして、｢やっとあんたの本音が聞けた。｣
そう言ってぎゅっとハグをしてきた。悠ねぇの眼差しは優しい微笑みで目を細めていた。

｢ほんと、自分で抱え込みなんだから。Aは｣