【ヒプノシスマイク】うさポリさんとの結婚生活【入間銃兎】 (ページ24)

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自らの正義ページ24

銃｢ご馳走様でした｣

左｢ちそーさん｣

理｢馳走になった。貴殿はやはり腕がいいな…｣

『ありがと、はぁ…』

ふと出てきた溜息に銃兎さんは私に心配そうな目線を送られてきた。
全く、気負いすぎですって言ってるみたい。ふふっ

銃｢おや、分かってるじゃないですか｣

『は？なんのこと？』

銃｢俺が思ってること。｣

『もーっ、それはお互い様でしょ？』

左｢そこ、うるせーぞ｣

理｢ふふっ｣

『全くもー、甘えん坊さんめ♪』

「洗い物すっから食器乾燥機にいれてけー」といって洗い物をしていく銃兎さん。
そんな仕草がきれいで、そのモーションに慣れない私も私もだが、

隣でドヤ顔してみてくるのは本当に辞めてほしいけど、そのままでいてほしいと思っている自分もいる。
そんな私はお互いに溺れている。

こんな愛を歪というのだろうか…？
ふと思うことがある。

こんなことずっと続くなんてことはないと分かっている
…それでも私は、私は。

気付いたら涙がまたひとつ、もうひとつとぼろぼろ溢れ出ていた。
もうガキじゃないのにな。
こんな姿、自らの正義を掲げて戦っている人たち(MAD TRIGGER CREW)に見られたくないから
ほら、またこんなことしているから誰からも頼られなくなるんだ。
ほら、また心配かけられるんだ。

そんな惨めな思いはしたくない、して欲しくない
今日もまた明るく振舞うんだ。

皆の為に。

例え、私の心がボロボロになったとしても…
ブレーキなんてかけず、ノンストップで進めていくだけ。

大丈夫。なにも心配はしてないから。

私は今日も…ひとり、そう私は変わってない。

まず私の正義ってなんだろ…
銃兎さんや左馬刻さんみたいに薬を撲滅すること
軍を復活すると信じてサバイバル生活を送っている理鶯さん

これは立派な正義じゃないか。

なのに、こんな環境に甘えたままで私は何だろう。
今の今だって銃兎さんと結婚したけど本当に前と変わってないし
名字が戌井から入間に変わっただけだし…

銃兎さんは家事をしてくれてるから嬉しいって思ってるらしいけど…

私だってちゃんと銃兎さんに恩返ししたい。
私ばっかりじゃなくて、銃兎さんの我儘も聞きたい。

これって私の我儘なのかな…？

「全く、貴方っていう人は…」

「お前のツレは相変わらず溜め込むよな」

「小官たちも力になれたらいいのだが…」